映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のなかで描かれたアメリカとソ連の宇宙開発計画

『トランスフォーマー』の第3弾となる『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』。実はかつてのアメリカとソ連の宇宙開発計画にはトランスフォーマーの存在が隠されていたという内容になっていました。ここではアポロ計画やソ連の宇宙開発の歴史とトランスファーマー達の歴史の繋がりを調べて見ました。

目次

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』作品情報


トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 3Dスーパーセット [Blu-ray]

タイトル トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(Transformers: Dark of the Moon)
監督 マイケル・ベイ
公開 2011年7月29日
製作国 アメリカ
時間 2時間34分

Rotten Tomatoes

あらすじ

(引用:MIHOシネマ

月面着陸

1969年7月20日人類初の月面着陸に成功したのはニール・アームストロングでした。
全世界で生中継され、人類初の偉業に世界は夢中になりました。

この事実には裏があったというの『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の物語です。
なぜケネディ大統領が月面着陸の計画を発表したのか?
それは1961年にUFOが墜落したという情報をえたからでした。

この情報はもちろんソ連もつかんでいました。
冷戦時代の当時どうしてもソ連よりも先に地球外生命体を発見したいアメリカは、なんとしても月面着陸を成功させる必要があったのです。

そして8年後。
アポロ11号に乗ったニール・アームストロング達は月面着陸に成功しました。
テレビで中継されていないところで、彼らは月面に宇宙船を発見しました。
それがオートボットの元リーダーのセンチネル・プライムだったのです。

アメリカとソ連の冷戦時代。
宇宙計画はアメリカよりもソ連の方が先を行っていました。
ソ連が初めて衛星を打ち上げた時、アメリカではソ連が核爆弾をアメリカに落とすという噂まで広がりました。

アメリカはソ連に負けないためにアポロ計画を進めました。
そして人類初に偉業を成し遂げるのですが、映画ではUFOの存在によって進められたことになっていました。

また月面に着陸したのはニール・アームストロングとバズ・オルドリンです
月面着陸船から最初に降りたのが、アームストロングで次に降りたのがバズ・オルドリンでした。

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の中ではバズ・オルドリン本人はバズ・オルドリン役で出演しています。

オプティマス・プライムに月で宇宙船アークとセンチネル・プライムを見つけた時の状況を説明していました。

人類の偉業を成し遂げた人を本人で役で出演させるというなんとも贅沢なシーンでもありました。

ソ連の宇宙開発計画

アークのエンジンがあった場所はチェルノブイリでした。
1986年に原子力発電所の事故でチェルノブイリは封鎖せれた街となっています。

そこで宇宙生命体の反応があったという情報を得たNEST。
彼らはオートボットとともにチェルノブイリに向かいました。
それはわざとオプティマス・プライムにアークの存在を知らせるというディセプティコンの罠でした。

アークのエンジンを見つけた時側にはソ連のスプートニク計画と書かれた機材が置かれていました。

スプートニク計画はソ連が進めていた宇宙開発計画で初の人工衛星打ち上げ計画でした。
1957年に打ち上げられたスプートニク1号。
この時にソ連はアークのエンジンを持ち帰り、チェルノブイリで何かの実験を行なっていたことになっていました。

さらに1959年にソ連はルナ3号という無人月探査機を月に送っています。
この調査でソ連は初めて月の裏側の撮影に成功しました。

そして1963年にルナ4号が打ち上げられます。
この時ソ連は月面直陸を計画していましたが、失敗してしまいました。

映画の中ではこのルナ3号の写真には写ってなかったものが、ルナ4号が撮影した写真に写っていたことになっていました。
それが柱だったのです。

まとめ

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』では1950年代〜1970年代まで行われたアメリカとソ連の宇宙開発計画のことが描かれていました。

事実を元にしながらトランスフォーマーの歴史を加えた物語を作っています。

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』を見ると当時アメリカとソ連が行なっていた宇宙開発計画を知ることができます。

さらにご本人も登場するサプライズまで用意されていた作品でした。

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