映画『シン・ゴジラ』あらすじとネタバレ ラストに込められた思い?


2016年に公開された『シン・ゴジラ』。エヴァンゲリオンの庵野秀明監督が総監督を務めたことでも話題となった作品です。
新たに作られたゴジラに監督が込めた思いとは何だったのでしょうか?そこには監督に影響を与えた作品へのオマージュが込められていました。

『シン・ゴジラ』作品情報

タイトル シン・ゴジラ
監督 庵野秀明(総監督)樋口 真嗣(監督)
公開 2016年7月29日
製作国 日本
時間 1時間59分

Rotten Tomatoes

『シン・ゴジラ』あらすじ

東京湾アクアトンネルで崩落事故が発生。

事故の報告を埋めた政府は緊急会議を開く。

事故の全貌が掴めないなか地震や海底火山の噴出などが原因とされ流が、ただ1人官房副長官の矢口だけは、視聴者の映像から正体不明の巨大生物の可能性があると訴えていた。

しかし他の大臣たちは「ありえないことだ」と信じない中、ついに正体不明の巨大生物が姿を表した。

そして東京の蒲田に上陸し正体不明の巨大生物は次々と街を破壊し始めたのだった。

庵野秀明監督の思い

今しか出来ない、今だから出来る、新たな、一度きりの挑戦と思い、引き受ける事にしました。

『シン・ゴジラ』の製作発表時の庵野秀明監督のコメントです。

『シン・ゴジラ』を見るとバブル崩壊後不景気から脱することのできない日本人を、応援し勇気付ける映画となっていたようにも感じます。

それが矢口の立ち上げた「巨大不明生物特設災害対策本部」の行動に描かれています。

現場の人間たちでなんとかしよう、日本の知識や技術を使って「ゴジラ」と戦おうとしているシーンにテンションが上がった人も多くいたと思います。

そして戦いのシーンで流れる「宇宙大戦争」マーチ。

この曲を聴いて「いけー」と多くの人が思った場面です。

『シン・ゴジラ』の中には東日本大震災や福島原発事故を思い起こさせる描写や、それに対するメタファーとして描かれている描写もたくさんあります。

そんな今の日本が抱えている問題を描きながらも、日本人の底力を感じさせる映画になっています。

庵野監督の言う「今しか出来ない、今だから出来る」と言うのは、今の日本人のパワーだったような気がします。

そして日本人を鼓舞しているように感じました。

『シン・ゴジラ』の中にあるオマージュ

『シン・ゴジラ』の中には過去のゴジラ作品のオマージュなどがたくさん込められています。

その中で庵野監督が1番オマージュしたのは岡本喜八監督でした。

映画の中で姿を消した牧悟郎の写真は岡本喜八監督の写真でした。

庵野監督は岡本喜八監督の大ファンだと言うことは有名です。

過去に1度対談もしています。

庵野監督は岡本喜八監督のオマージュとして彼の作品の「日本のいちばん長い日」や「沖縄決戦」を彷彿とさせるシーンも散りばめていました。


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ラストシーンに込められた思い

『シン・ゴジラ』のラストは矢口が凍結したゴジラを見ながら、野望を抱いて終わります。

これはその前の「スクラップ&ビルドでこの国はのし上がってきた」というセリフにも繋がります。

日本人は戦後スクラップ&ビルドしながら立ち上がってきたのです。

ゴジラの上陸で東京は破壊されたけど、それでも立ち上がれるということを示唆しています。

それは言い換えれば、今もしかしたらどん底にいるかもしれないけど、私たちの祖先は何度もそこから立ち上がってきた。
だから私たちだって立ち上がれると言っているように聞こえます。

『シン・ゴジラ』は今の日本人を応援する映画なのではと思います。


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