ベラの命を狙って新たな吸血鬼が登場。それはヴィクトリアに操られた新生者達でした。新生者からベラを守るためにカレン一族とキラユーテ族が協力し合います。さらに今回はそれぞれの過去についても知ることができます。なぜ彼らは吸血鬼になったのか。また人狼に伝わる歴史とは。ここではそれぞれの過去を見ていきたいと思います。
『エクリプス/トワイライト・サーガ』作品情報
タイトル | エクリプス/トワイライト・サーガ(The Twilight Saga: Eclipse) |
監督 | デヴィッド・スレイド |
公開 | 2010年11月6日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間4分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
[aside type=”normal”]
いよいよ高校卒業が間近となったベラ。
エドワードからプロポーズされた彼女は、一刻も早くヴァンパイアに生まれ変わりたいという願いを一層強くしていた。
一方エドワードは、ベラに少しでも長く人間としての人生を謳歌してもらいたいがため、先に結婚しようと主張する。
そんな中、シアトルでは死者や行方不明者が続出する事件が発生。
それは、人間から転身したばかりの獰猛なヴァンパイア集団“ニューボーン”の仕業だった。
また、かつてエドワードに恋人を殺されたヴァンパイア、ヴィクトリアが復讐に現われる。
やがて、ニューボーンがベラの命を狙いにやって来るという未来を予知したカレン家は、未だベラを想い続けるジェイコブら宿敵のオオカミ族と手を組み、ニューボーンを迎え撃つこととなるのだが…。
(出典:https://www.allcinema.net/cinema/336862)
[/aside]
吸血鬼:新生者
ベラの命を狙うヴィクトリア。
彼女が目をつけたのは新生者でした。
新生者とは人間から吸血鬼に変わったばかりの者のことです。
彼らは自制が効かず凶暴です。
そして何よりも血に飢えていました。
吸血鬼が最も強いのは吸血鬼になってから数ヶ月です。
人間の時の血がまだ体に残っていて、その力はカレン一族よりも強かったのです。
そんな新生者の部隊をヴィトリアは、ベラの元に送りました。
普通に戦っても勝ち目はありません。
ベラを守るために、キラユーテ族の人狼達も協力することにしました。
そして彼ら全員で新生者を待ち受けたのでした。
それぞれの歴史
ジャスパー
新生者のに対するトレーニングを指導したのは、ジャスパーでした。
彼は南北戦争時代の人間でした。
美しい女性に吸血鬼にされてしまったジャスパーは、彼女の作った部隊の副官となります。
ジャスパーには感情を操る能力がありました。
その能力を使い、彼は新生者を訓練していました。
そんな経験から今回ジャスパーは他のカレン一族や人狼達に戦い方を教えました。
ロザリー
ロザリーはベラが吸血鬼になることに反対していました。
それはベラのことが嫌いなのではなく、ロザリー自身が人間でいたかったからです。
彼女は恋人に裏切られ、暴行され瀕死の状態になりました。
それを助けたのがカーライルでした。
カーライルに助けられたことは救われたと思っていましたが、何の準備もなく彼女は吸血鬼になってしまいました。
もし自分が人間のままだったらどんな人生を送っていたのかを考えてしまいます。
愛する夫を持ち子供や孫に囲まれて過ごす毎日。
ロザリーはそんな叶わぬ夢を持ち続けていました。
だからこそ自ら吸血鬼になろうとしているベラを認めることができなかったのです。
キラユーテ族
キラユーテ族は小さな部族でしたが、彼らはもともと不思議な力を持っていました。
キラユーテ族は偉大なる精霊の戦士でした。
狼に姿を変えるという能力で彼らは部族を守り続けていました。
しかしそんなキラユーテ族を守ったのは人間の妻でした。
彼女の「勇気」はキラユーテ族を救ったのです。
吸血鬼から気をそらすために自らを傷つけ血を流した女性。
その行動によってキラユーテ族は救われ、現在に至っているのです。
この話を聞いたベラは同じ行動で、エドワードを救います。
ヴィクトリアに襲われているエドワードを助けるために、自ら血を流しエドワードを救ったのでした。
まとめ
少しずつ分かってくる吸血鬼とキラユーテ族の正体。
3作品目となる『エクリプス/トワイライト・サーガ』では、彼らのかこに触れることができました。
共通の敵を倒すことで、歩み寄ったカレン一族とキラユーテ族。
しかしそれとは反対にエドワードとジェイコブは、ベラを巡って激しい攻防戦を続けていました。
自ら吸血鬼になる理由を導き出したベラ。
彼女は望みを叶えられるのでしょうか?