今回のミッションは自身のない父親にいい父親だと思わせること。仕事では社交性があるのに私生活ではなったく自身がないバーテンダー。自身のなさゆえに父母会は全て妻任せでパパ友もいません。そんな依頼人に社交性を持たせるのがファブ5の任務です。
『クィア・アイ』シーズン2第3話「野獣にも美は必要」
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結婚して2人の子ができても、いまだに独身気分でズボラさが直らないバーテンダー。
学校の先生や娘との交流会という大イベントに向けて、本気を出す。
(出典:https://www.netflix.com/title/80160037)
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独身気分のバーテンダー
今回の依頼人は2人の子供をもつバーテンダーのレオナルド・ロリ・エリンコ。
仕事ではお客さんとたくさん話すのに、私生活では全くその姿を見せないレオを妻はなんとか変えたいと思っています。
いつまでもロゴTシャツと短パン。
食事はいつもバーの残り物。
さらに脱いだら脱ぎっぱなしと妻は3人の子供がいるみたいと感じていました。
妻の最大の不満は、レオが学校の父母会に参加しないこと。
いつも仕事を理由に逃げているレオにも参加して欲しいと思っていました。
ファブ5は週末にある父母会にレオを参加させるために、彼に自信を持たせようと計画しました。
仕事以外では自由に自分の時間を謳歌しているレオは独身気分が抜けてないようにも見えてしまいます。
でもレオは二人の子供のことをとても愛しています。
なのになぜ父母会に参加しないのか?
それは自分自身に劣等感を感じていたからでした。
バーテンダーという仕事に偏見を持たれているのではないかと思っているレオ。
ファブ5はどうやってレオ自信を持たせるのでしょうか?
ファブ5のレッスン
カラモは社交性を持てないレオをパパ友のコミュニティに連れて行きました。
そこは子供同伴でパパ達の集まる場所です。
最初は緊張していた様子のレオでしたが、カラモのリードもあり徐々にパパ達との輪に加わって話をし始めました。
元々仕事ではお客さんと話をするレオは、決して話すことが苦手ではないのです。
輪の中に入ってしまえば抵抗なくみんなと楽しく話すことができるのです。
壁を乗り越えみんなと話し始めたレオ。
最後にはみんなとダンスをし楽しい時間が過ごせたようです。
この出来事でどうやら自信を取り戻せたレオ。
ファブ5のアドバイスをきちんと聞いてどんどん変身していきます。
タンにスタイルを良く見せるファションをアントニには生パスタの作り方を教えてもらいました。
ジョナサンには見事に外見を変身させてもらったレオはすでに別人のようになっていました。
変身したレオと仲良く父母会に参加した妻べサニーもとても嬉しそうです。
父母会ではアドバイス通り自分から話しかけるレオ。
父親や先生とも話し交流会を成功させました。
「野獣」と紹介されていたレオでしたが、もうそこには野獣の姿はなく「紳士」になっていました。
家も子供のものだらけでしたがボビーの手で見事に生まれ変わりました。
収納が増えて外にあふれていたものが全て収まるようになっていました。
生活空間も変わり全てにおいて自信を取り戻したレオ。
カラモはそんなレオと喜ぶ妻べサニーを見て3人目の子供決定だと言っていました。
まとめ
今回も見事にミッションを成功させたファブ5。
レオはかなり変わっていました。
外見の変わり方ももちろん心の中もとても大きく変わっていました。
同じ人間が短期間でこんなにかわるのかと驚くほどです。
何をしてあげるのがレオにとって1番のなのかを見抜いたファブ5はさすがです。
今回は改めてカルチャー担当のカラモの重要性を知るエピソードだったなと感じました。