『羊たちの沈黙』などで有名なハンニバル・レクター。人を食べるサイコパスとして多くの人を恐怖に陥れました。そのハンニバル・レクターの世界を描いたのが『ハンニバル』です。映画とは一味違うハンニバルが、ウィルに異常なほど執着する様子が描かれています。
ドラマ『ハンニバル』作品情報
タイトル | ハンニバル(Hannibal) |
放送 | 2013年〜2015年 |
シーズン | シーズン1〜シーズン3 |
製作国 | アメリカ |
シーズン1
HANNIBAL/ハンニバル コンパクト DVD-BOX シーズン1
FBIアカデミーで講師を務めるウィル・グレアム。
彼は以前FBI捜査官を目指していましたが、自閉症だったことからFBI捜査官にはなれませんでした。
しかしウィルには特殊な才能があります。
それは犯人の気持ちに共感できるという才能です。
その才能を活かして凶悪殺人犯を捕まえたいのが、FBI行動分析課長のジャック・クロフォードです。
彼は周囲の心配をよそにウィルは殺人現場に連れ出します。
その代わりウィルにセラピーを受けさせることを約束しました。
そのウィルのセラピーを担当することになったのが、ハンニバル・レクターだったのです。
ウィルの特殊な能力に興味を持ち、彼に異様なまでの友人になりたいという思いを募らせるレクター博士。
連続殺人犯のホッブスを銃で撃ち殺したことでホッブスに取り憑かれてしまったウィルを、操り始めました。
そして完全にウィルを洗脳しました。
しかしウィルはホッブスの模倣犯であるレクター博士にたどり着きそうになります。
それを危惧したレクター博士は、ウィルを模倣犯に仕立て上げさラインはアビゲイル殺しの犯人にしてしました。
レクター博士に見事にハメらっれてしまったウィルでしたが、レクター博士の正体にやっと気が付いたのでした。
シーズン2
HANNIBAL/ハンニバル コンパクト DVD-BOX シーズン2
レクター博士にはめられれて捕まってしまったウィル。
物語はそこから始まります。
レクター博士が切り裂き魔だと言っても誰も信じてくれない中、ウィルの戦いは続きます。
そして精神病院から出た後は、今度はウィルがレクター博士をはめようとします。
レクター博士とウィルの戦いの結末はどうなるのか?
巻き込まれたジャックやアラーナは?
最終話驚きの展開が待っていました。
レクター博士とウィルにとっての大切な人物アビゲイル。
彼女が登場します。
そして最後はみんなレクター博士によって、傷を負い血だらけになってしまうのです。
たった1人をのぞいて。
それはもう1人の精神科医デュ・モーリアでした。
シーズン3
HANNIBAL/ハンニバル コンパクト DVD-BOX シーズン3
アメリカを離れ、フランスやイタリアで暮らすハンニバル。
しかしハンニバルを追って色んな人達が動き出しました。
もちろんウィルも彼を追いかけます。
ウィルとハンニバルの関係はもう殺人犯と捜査官という関係を超えています。
ハンニバルはウィルを求め、ウィルもまたハンニバルに共感していました。
それでもウィルはハンニバルを突き放します。
するとハンニバルは投降し、ウィルに居場所を教えるという道を選びました。
そして後半はレッドドラゴンへと物語は突入します。
そこでもやはり描かれるのはウィルとハンニバルの関係です。
切っても切れない関係となってしまったウィルとハンニバル。
「彼とともに生きられず、彼なしでも生きられない」それがウィルの出した答えでした。
まとめ
映画とは違いハンニバルとウィル関係を中心に描いたドラマ『ハンニバル』。
殺人犯に共感する能力を持つウィルは、ハンニバルに共感してしまいました。
そしてそんなウィルをハンニバルは愛していました。
最後ウィルが選んだのは、2人が一緒にいられる場所でした。