ヒットしたバディ映画の元祖とも言える作品『48時間』。まだ若いエディ・マーフィーが出演していることで話題にもなりましたが、相棒と事件を解決していく物語で大ヒットした映画がこの『48時間』です。
『48時間』作品情報
タイトル | 48時間(48 Hrs.) |
監督 | ウォルター・ヒル |
公開 | 1983年10月29日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 1時間36分 |
Rotten Tomatoes
『48時間』あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
エディ・マーフィーのデビュー作
刑務所にいる窃盗犯のレジー・ハモンド。
その後、ジャックの相棒となり一緒に事件の捜査を行います。
そのレジー・ハモンドを演じたのはエディ・マーフィーです。
実はこの『48時間』が彼の映画デビュー作となります。
21歳のエディ・マーフィーはまだ顔も幼く、体つきもかなり細いです。
それまでは『サタデー・ナイト・ライブ』に出演していたコメディアンでしたが、この映画を機にハリウッドスターに登りつめていきます。
コメディアンだけに、『48時間』の中でもたくさんのジョークを言っています。
ジョークのほとんどはエディ・マーフィーのアドリブだったそうです。
若い頃の貴重なエディ・マーフィーを見ることができるのも、『48時間』の楽しみの一つです。
バディ映画の元祖
性格が反対の二人が相棒となり事件を解決する映画、その元祖とも言える作品が『48時間』です。
『48時間』では刑事同士ではなく犯罪者と刑事の相棒ですが、この後たくさん刑事もののバディ映画が登場します。
性格が正反対だったり、馬の合わない二人組。
事件解決の間に何度も喧嘩します。
しかしお互いの命を助け合ったりするうちに、次第に友情が芽生えていくというのがバディ映画の王道パターンです。
正しきこの『48時間』はそれに当てはまります。
ジャックとレジーも全く噛み合わず、殴り合いをするほどです。
しかし一緒に行動することで友情が芽生えた二人。
いつしか信頼し合う関係となっていました。
はぐれてしまったレジーから電話があった時、ジャックは「電話くれてありがとう」というまでになっています。
さらにその後犯人を逃し、手錠をかけて一緒に歩く姿は友情以上のものさえ感じてしまいます。
ぶつかり合いながらお互いを信頼し、さらにそのことでお互いが成長する物語。
それがバディ映画なのです。
まとめ
バディ映画の元祖『48時間』。
王道パターンが分かっているのに楽しめる作品でもあります。
笑いとアクションが混ざり合っているのも、見どころの一つです。
ジョークを飛ばすしたいるは変わらない若い頃のエディ・マーフィーも見ることができ、見終わった後にスッキリできる作品です。