DCエクステンデッド・ユニバースシリーズ6作品目となる『アクアマン』。アクアマン自身は『ジャスティスリーグ』に登場していましたが、今回は「アクアマン」単独の映画。アクアマン誕生の秘話が語られます。
『アクアマン』作品情報
タイトル | アクアマン(Aquaman) |
監督 | ジェームズ・ワン |
公開 | 2019年2月8日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間23分 |
Rotten Tomatoes
『アクアマン』あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
人間の父とアトランティス帝国の母を持つアーサー。
彼は地上に住み、海で苦しむ人間たちを助けながら生活しています。
ある日ロシアの潜水艦が海賊に襲われます。
それを助けたのはアクアマンことアーサーでした。
海賊のリーダーであるデイビットと戦い、その際に彼の父親をアーサーは助けませんでした。
デイビットはアーサーに敵意を持ち、彼を倒すことを心に決めます。
その頃海底でもアーサーを邪魔と思う人物がいました。
それはアーサーの弟オームです。
彼は陸に攻め込む理由を作るために、デイビットと取引をしていました。
アーサーは海と陸の2つを守るために、 アトランティス帝国の王となることを決めたのでした。
ユーモア満載『アクアマン』
DCシリーズのヒーロー映画は暗いイメージがあります。
マーベルのヒーローたちと比べると明らかに暗く、それは他の映画でもネタになっているくらいファンの間では有名な話です
DCの扱うヒーローたちは神が多く神話としてのストーリーが多いため暗くなりがちなのですが、今回の『アクアマン』はユーモア満載で笑うこと間違いないしです。
アトランティス帝国の王の話なので神話的な物語ですが、アクアマンことアーサーがとにかく面白い。
アクアマンに助けを求めにきた海底国ゼベルの王女メラでさえ、彼の言動にびっくりしてしまうくらいですした。
そんな面白くユーモアたっぷりのアクアマンのセリフの多くはアクアマンを演じたジェイソン・モモアのアドリブだそうです。
アクアマンのタトゥーもモモアの発案だったそうで、まさしくジェイソン・モモアが作ったアクアマンだったのです。
そしてぶっきらぼうだけど優しく熱い心の持ち主、アクアマンが誕生したのでした。
海底を守る強い女性たち
映画『アクアマン』をユーモアある見応えある作品にしたのは主役のジェイソン・モモアだけではありません。
アクアマンには強い女性が登場し、その強さは観客を魅了しています。
アトランティス帝国の女王アトランナ
アクアマンの母親アトランナ。
海に打ち上げられたところをアクアマンの父のトーマスに助けられ、恋に落ちた2人。
そしてアーサーが産まれたのでした。
アトランティス帝国の女王であるアトランナは、決められた結婚から逃げ出しトーマスと出会います。
陸で幸せな暮らしを送っているアトランナですが、彼女を探して海底からアトランティスの兵士たちがやってきました。
追い詰められたアトランナ。
捕まってしまうのかと思ったその時、アトランナは武器をとり彼らと戦います。
その戦う姿が強くてかっこいいのです。
愛する子供と夫を守るために戦うアトランナ。
単なる女王ではなくアトランは戦士でもあったのでした。
海底国ゼベルの王女メラ
強く頼もしい女性はアトランナだけではありません。
アトランティス帝国の王オームの許嫁でもあるゼベルの女王メラ。
彼女は陸に攻めようとしているオームに賛成できず、それを止めるためにアーサーに助けを求めます。
アーサーに王としてみんなを束ねるように頼みますが、彼女自身も戦います。
弟との戦いに負けそうになったアーサーを助け、王だけが持つことのできるトライデントを一緒に探します。
彼女もまたアーサーとメラを追ってやってくるアトランティスの兵士たちと戦い、彼らを倒すのでした。
アクアマンだけでなく、アトランナやメラの強さと格好良さも『アクアマン』のヒットに繋がっています。
まとめ
新たなヒーロー映画『アクアマン』。
ユーモアと熱い心で観客を虜にしました。
強い女性や多くの海の仲間が登場し、壮大なスケールの海底国になっていました。
見たことのない圧倒的な海の世界を楽しんでください。