聖地巡礼日本編『男はつらいよ』第1作目のロケ地に行ってみた


世界最長映画シリーズの第1作目となる『男はつらいよ』。舞台はもちろん柴又です。下町情緒の残る柴又など『男はつらいよ』に登場したロケ地を回ってみました。寅さんがそこにいるかのような感覚を味わえる聖地巡礼になりました。

『男はつらいよ』作品情報


男はつらいよ〈シリーズ第1作〉 [DVD]

タイトル 男はつらいよ
監督 山田洋次
公開 1969年8月27日
製作国 日本
時間 1時間31分

あらすじ

寅さんが20年ぶりに、故郷柴又に帰ってくる。

歓迎ムードも束の間、寅は妹さくらの縁談をぶちこわし、また旅の人となる。

奈良で旅行中の御前様とその娘・坪内冬子と再会。

幼なじみゆえ、気さくな冬子に恋をした寅さんは、帰郷してからも冬子のもとへ日参する。

一方、裏の印刷工場につとめる諏訪博は、さくらへ想いを寄せていた・・・

(出典:https://www.tora-san.jp/movie/1/)

柴又

東京都葛飾区柴又生まれの車寅次郎。
寅さんの故郷柴又に行ってみました。

駅には寅さんとさくらの銅像が、寅さんファンを出迎えてくれます。

第1作目の『男はつらいよ』では、さくらに振られた思った博が、朝日印刷を辞めて柴又を去ろうとした駅です。
そしてまたそんな博をさくらが追いかけてきた場所でもあります。

博とさくらはこの場所で二人の愛を確かめ、そして結婚することになったのでした。

帝釈天参道

下町の雰囲気が今も残る帝釈天参道。
『男はつらいよ』に登場したようなお店がたくさん残っています。

ここに足を踏み入れると、寅さんの声が聞こえてきそうな気がします。

その帝釈天参道にあるお店の1つが『とらや』です。

実際に『男はつらいよ』の1作目〜4作目まで撮影に使われたお店でもあります。
中に入ってみると、実際に撮影に使われた階段が残っていました。

旅から帰ってきた寅さんが、2階の部屋に上がっていくときの階段です。

現在お店は改装されていて、映画に出てくるお店と変わっていましたがお店の中には寅さんを感じさせるものがたくさんありました。

せっかくお店に来たので、もちろん草団子を食べました。

草団子セットを注文するとコーヒーも一緒に楽しむことができます。
とても美味しかったです。

お店を出てそのまま足を進めると、目に入ってくるのは『柴又帝釈天』です。

『男はつらいよ』第1作目では、御前様の娘冬子に惚れてしまった寅さんでしたが、彼女はすでに結婚相手が決まっていて失恋してしまいました。

「とらや」同様『男はつらいよ』シリーズに欠かせないのが、この「柴又帝釈天」です。

江戸川の土手

『男はつらいよ』シリーズでもう1つ欠かせないのは、江戸川の土手です。
第1作目でも何度も登場しました。

この土手には『男はつらいよ』のオープニングにで寅さんが柴又に戻るときに乗って来た『矢切の渡し』が今も残っています。

台風の後だったので乗れるか心配だったのですが、乗ることができました。

水の量がいつもよりも増えているのと、千葉側は残念がら台風により桟橋が壊されていました。

さくらの縁談を壊してしまった寅さんがここからまた旅に出たように、向こう岸には渡れませんでしたが船で往復してくれました。

東京にいまだにこんな場所が残っているのには驚きましたが、ぜひずっと残ってて欲しい場所だとも思いました。

ちなみに第1作目では料金は大人30円になっていましたが、2019年10月現在は大人400円になっていました。

貴重な体験ができる場所なので、ぜひ足を運んでみてください。

高岩寺 とげぬき地蔵

柴又から少し離れて、向かったのが巣鴨のとげぬき地蔵です。

ここは寅さんと弟分の登が久しぶりに再会する場所です。

全くお客さんが集まらずに、やる気のない声で商売をしている登。
そんな登に変わり、寅さんが声を出し始めると一気に人が集まり始めました。
その寅さんと登が本を並べていた場所は、写真の左手のAEDと書かれてる付近でした。

まとめ

映画シリーズの第1作品目となる『男はつらいよ』。
その世界を感じるためには柴又に足を運んでみるしかありません。

駅を降りたらすぐに寅さんの世界が待っています。

下町の雰囲気を今でも堪能できる帝釈天参道は、なんだか心がワクワクしてしまいます。

そして江戸川には今でも「矢切の渡し」が残っています。

日常を忘れてゆっくりと時間の流れを感じることができるのが、柴又なのかもしれません。

柴又ではいつでも寅さんが私たちを待ってくれています。


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