有名なホラー映画をベースにして製作された第1作目の『13日の金曜日』


長年に渡ってシリーズ作品が作られたホラー映画『13日の金曜日』。ホッケーマスクを被った殺人鬼ジェイソンは有名なキャラクターですが、実は最初の作品にはその姿はありません。ここではそんな第1作目の『13日の金曜日』のベースになっている有名なホラー映画を紹介します。

『13日の金曜日』作品情報


13日の金曜日(1980) (字幕版)

タイトル13日の金曜日(Friday the 13th)
監督ショーン・S・カニンガム
公開1980年8月15日
製作国アメリカ
時間1時間35分

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ホッケーマスクを被ったジェイソン

映画『13日の金曜日』といえば、不気味なホッケーマスクを被った殺人鬼ジェイソン

映画を見たことがない人でも知っている有名なキャラクターでもあります。

しかし、実は1980年に公開された第1作目となる『13日の金曜日』には、ホッケーマスクを被ったジェイソンは登場しません。

それどころかジェイソンは一瞬しか映りませんし、しかもこの映画では彼は誰も殺していないのです。

このことは映画あるあるを描いた『スクリーム』の中でも語られているほどです。

なのに私たちは『13日の金曜日』といえば、ホッケーマスクを思い浮かべてしまいます。

実はジェイソンがホッケーマスクを被ったのは、第3作目となる『13日の金曜日 PART3』からです。

12作品という巨大シリーズとなったことで、いつしかジェイソンといえばホッケーマスクが定着してしまったのです。

『13日の金曜日』の元になっているホラー映画

長年愛される続けたくさんの人が見ている『13日の金曜日』シリーズですが、第1作目は有名なホラー映画をベースにして作られていました。

『ハロウィン』


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1979年に公開され大ヒット映画となった『ハロウィン』ですが、この映画が『13日の金曜日』に多大な影響を与えています。

というより、監督自身が「『ハロウィン』をパクろう」ということで始めた映画でした。

なので『13日の金曜日』は物語の展開などが、『ハロウィン』とほとんど同じです。

・凶悪な事件から始まる
・メインの登場人物は若者
・Hをした若者が順番に犠牲になっていく

それ以外にも死体が出てくる描写なども『13日の金曜日』は『ハロウィン』とそっくりです。

また物語だけでなく製作環境もこの2つの映画には接点があります。

・素人同然の若い監督はじめスタッフ
・低予算

そして最大の共通点は、公開後大ヒット映画になるということです。

どちらの作品もその後シリーズ化されたくさんの作品が作られました。

『ハロウィン』の真似から始まった『13日の金曜日』は、製作状況や公開後長年に渡って愛される作品となることまで全てにおいて似ることになったのです。

キャリー

『13日の金曜日』のラストは、生き残った女の子が湖で寝ているというシーンで終わる予定でした。

しかし、『13日の金曜日』に資金を提供した人物から『キャリー』のようなラストにという要望が入ります。


キャリー(1976)(字幕版)

1976年版の映画『キャリー』のラストは、生き残った女の子がキャリーの眠っている場所を訪ねると地面から手が出てきて女の子の腕を掴みます。

驚いた女の子は叫び声をあげますが、それは夢の中の出来事だったという展開になっています。

この一連の流れが『13日の金曜日』のラストシーンでも起こります。

これもまた『キャリー』のパクリとも言えますが、このラストシーンがあったからこそ続編を作ることができました。

そしてこの終わり方が、あのジェイソンの誕生につながったと言えるのです。

まとめ

ホラー映画の代表作でもある『13日の金曜日』。

たくさんのシリーズ作品が作られましたが、第1作目は有名なホラー映画を模倣して作られた作品でもありました。

しかし、それまでにはなかったリアルな残虐な描写が若者にうけ大ヒット映画になりました。

そして一大フランチャイズ作品となっていったのです。

参考資料:Netflix『ボクらを作った映画たち』