「ハリー・ポッター」シリーズ4作品目となる『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』。ついにハリーの宿敵「あの人」が復活します。そして「あの人」に関係するハリーの周りの人達の正体も分かり始めてきました。誰がハリーの味方で誰が「あの人」のしもべなのか。いよいよハリーの戦いの物語が動き始めます。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』作品情報
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タイトル | ハリー・ポッターと炎のゴブレット(Harry Potter and the Goblet of Fire) |
監督 | マイク・ニューウェル |
公開 | 2005年11月26日 |
製作国 | イギリス/アメリカ |
時間 | 2時間37分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
三大魔法学校対抗試合
ホグワーツ魔法魔術学校が主催することになった「三大き魔法学校対抗試合」。
[box class=”pink_box” title=””]・ホグワーツ魔法魔術学校
・ボーバトン魔法学校
・ダームストラング魔法学校[/box]
の3校の代表選手が優勝目指して競い合います。
優勝者は「永遠の栄光」を手にすることができますが、優勝するには3つの危険な課題をクリアしなければまりません。
かなり危険な課題ということで今年からは17歳未満の生徒は参加できないという新たなルールが設けられました。
そのため14歳のハリーやロンは参加できません。
参加したい人は炎のゴブレットの中に自分の名前を書いて入れます。
そしてその中から代表選手が選ばれるのです。
ホグワーツからはセドリック、ボーバートンからはフラー、ダームストラングからはクラムが選ばれました。
これで3人の代表選手が選ばれたと思ったのですが、なぜか炎のゴブレットの中からもう1枚の紙が出てきます。
そこに書かれていたのはハリー・ポッターの名前だったのです。
先生達が心配する中、ルールということでハリー・ポッターは対抗試合に参加することになったのでした。
ちなみに、この試合が開催されている期間中、クリスマスイブに舞踏会が開かれます。
これも対抗試合の催しの1つです。
それぞれ相手を探して舞踏会でダンスを行うことになるのです。
ヴォルデモートの復活
ハリーは学校が始まる前から悪夢を見ていました。
それはハリーの両親を裏切ったピーターともう1人見たことない男が、ヴォルデモートとハリーを殺す相談をしているという怖い夢でした。
またその後ハリーはロンやハーマイオニーとクイディッチ・ワールドカップの決勝戦を観に行きます。
しかしそこにデス・イーターが現れたのです。
デス・イーターはあのヴォルデモートのしもべ。
しかもそこでハリーは「闇の印」を見ることになってしまったのです。
悪夢を忘れるように試合に挑むハリーでしたが、最後の課題の優勝杯に触れた時あの悪夢でみた世界に飛ばされてしまいます。
実は優勝杯は移動キーになっていたのです。
ハリーが飛ばされた場所それはトム・ルドルのお墓でした。
トム・ルドル1905年〜1943年と書かれたお墓を見つけたハリーは「夢と同じ場所だ」と気がつきます。
しかしハリーは捕まってしまい、ハリーの目の前でヴォルデモートは復活したのでした。
実はヴォルデモートの復活には宿敵の血が必要でした。
それはもちろんハリーのことです。
新しくホグワーツにやってきたムーディー先生になりすました、ヴォルデモートのしもべクラウチ・ジュニアがハリーをここに送り込んだのでした。
ピーターとクラウチ・ジュニアの協力で、ヴォルデモートはついに復活を遂げたのでした。
デス・イーター
死喰い人を意味するデス・イーター。
彼らはヴォルデモードのしもべで、ヴォルデモートが権力を持っている時から彼に仕えていました。
実はあのスネイプ先生は元デス・イーターでした。
彼はヴォルデモードに仕えていましたが、ヴォルデモートが失脚する前にダンブルドア達のスパイになっていたのです。
そしてヴォルデモートが死ぬと彼はダンブルドアが校長を務める、ホグワーツで教師となったのでした。
また今回ホグワーツにやってきたダームストラング魔法学校の校長イーゴル・カルカロフも元デス・イーターです。
アズカバンに捕らえられていた彼は有益な証言をし減刑されていました。
さらにヴォルデモート復活後、彼の元に集まった現役のデス・イーター。
その中にあのドラコ・マルフォイの父親ルシウス・マルフォイの姿もあったのです。
まとめ
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では複雑だった、ハリーの人達の関係が少しづつ明らかになってきました。
何よりも今まで立場がわからなかったスネイプの正体も知ることが出来ました。
さらにシリウスもハリーのことを見守ってくれています。
ハリーの周りには頼れる大人達がたくさんいますが、それでもヴォルデモートの復活は恐怖でしかありません。