「ハリー・ポッター」シリーズ第3弾となる『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』。今回はヴォルデモートは登場しませんが、ハリー・ポッターの両親の死の秘密が現れます。両親の死に関係していると言われるシリウス・ブラック。彼がアズカバンの刑務所から脱獄したのです。そしてシリウスはハリーの元に向かっていたのでした。
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』作品情報
タイトル | ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(Harry Potter and the Prisoner of Azkaban) |
監督 | アルフォンソ・キュアロン |
公開 | 2004年6月24日 |
製作国 | イギリス/アメリカ |
時間 | 2時間22分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
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揃ってホグワーツ魔法学校の3年生になったハリー・ポッターとロン、ハーマイオニーの親友3人組。
進級早々ハリーは、人間の世界で誤って魔法を使ってしまい退学の危機に直面する。
ところが、さらなる危険がハリーに襲い掛かる。
ヴォルデモートの手下である凶悪犯シリウス・ブラックが、脱出不可能と言われる牢獄アズカバンから脱走し、ハリーを探し回っているというのだ。
どうやら、ブラックはハリーの両親の死と関係があるらしい。
そしてホグワーツには、危険な脱獄囚から生徒を守るため吸魂鬼ディメンターたちがやって来るのだったが…。
(出典:https://www.allcinema.net/cinema/241897)
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囚人シリウス・ブラック
アズカバンの刑務所に12年収監されているシリウス・ブラック。
殺人犯とされるシリウス・ブラックが脱獄してしまったことで、魔法使達は怯えながら暮らすことになってしまいます。
ハリー・ポッターの両親を殺したと言われるヴォルデモート
そのヴォルデモードの子分だったと言われるシリウスは、ハリー・ポッターがヴォルデモートを倒したことで全てを失ってしまいます。
ヴォルデモートの復活を信じているシリウスは、ハリー・ポッターを殺せばヴォルデモートが蘇ると思っているのです。
そしてハリー・ポッターを殺すために脱獄したと思われていたのでした。
さらにハリーは、両親が隠れている場所をヴォルデモートに教えたのがシリウスだったとうことを知ります。
シリウスの計画を知ったハリー・ポッターの友人でありシリアスの子分だったピーター・ペティグリューはハリーの両親に警告に向かいますが、シリウスと出会ってしまい殺されてしまったのです。
両親の死の事実を知ってしまったハリー。
しかもハリーはシリウスが自分の名付け親だったことを知ります。
自分の父親の親友だったシリウスが、両親を裏切ったことを知ったハリーはシリウスを憎むようになっていったのです。
ハリーは自分に近づくシリウスを殺そうとしますが、実はシリウスはハリーに近づいてたわけではありませんでした。
シリウスは死んだとされているピーター・ペティグリューに近づいていたのです。
実はピーター・ペティグリューはネズミに姿を変え、ロンのペットになっていたのでした。
そしてついにハリーは真実を知ることになります。
裏切ったのはシリウスではなくピーター・ペティグリューだったのです。
真実を知ったハリーはピーター・ペティグリューをアズカバンのディメンターに突き出そうとしますが逃げられてしまいました。
代わりにシリウスが捕まってしまいますが、ハリーは彼を助け出し逃したのでした。
シリウスと一緒に暮らしたいハリー。
しかしシリウスに今ではないと言われてしまいます。
ハリーはしっかり魔法を勉強しながら、シリウスと一緒に暮らせる日を待ちわびているのでした。
人狼
12年間アズカバンの刑務所にいたシリウス。
彼を手引きしていたのは、ホグワーツ魔法魔術学校に新しい先生としてやってきたリーマス・ルーピン先生でした。
彼はハリー達に「闇の魔術に対する防衛術」を教えてくれます。
ハリーの両親と仲の良かったルーピン先生。
ハリーはルーピン先生のおかげでディメンターを倒す方法を学びますが、このルーピン先生には実は別の顔があったのです。
実はルーピン先生は人狼だったのです。
満月の夜に変身人狼は変身すると我を忘れて友人も殺してしまう人物でした。
ルーピン先生はハリーの両親やシリウスと友人で、裏切ったのはピーター・ペティグリューだと知っていました。
彼はシリウスとともにピーター・ペティグリューを殺そうとしていたのです。
しかしピーター・ペティグリューを捕まえようとしたその夜は、残念がら満月の夜でした。
彼は狼に姿を変えてシリウスに襲いかかったのでした。
自分が人狼だということが生徒にバレてしまったルーピン先生は学校を去って行きました。
しかし彼はハリーに母親の美しさと優しさを教えてくれたのでした。
まとめ
少しずつハリーにまつわる秘密が明らかになったシリーズ3作品目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』。
ハリーの両親を裏切ったとされる人物は、シリウスではなかったことが分かります。
そしてそのシリウスはハリーの名付け親でもあったのです。
真実が分かりまたまた成長したハリー。
その姿は少しずつ両親に近づいているのかもしれません。