今度は父親とトレッドストーンの関係を探るためにCIAと戦うことになったジェイソン・ボーン。しかも新たにアイロンハンド作戦が始まり、CIAとボーンの戦いに終わりはなさそうです。ここでは父の秘密を知るためのボーンの謎解きの経緯をまとめてみました。
『ジェイソン・ボーン』作品情報
タイトル | ジェイソン・ボーン(Jason Bourne) |
監督 | ポール・グリーングラス |
公開 | 2016年10月7日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間3分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
父親の秘密を知るための謎解き
トレッドストーンのことについて全て記憶を取り戻したはずのジェイソン・ボーンの元に現れたのは元CIAのニッキーでした。
彼女はCIAの機密作戦のファイルを手に入れました。
CIAのシステムをハッキング中に見たトレッドストーン作戦のファイル。
そこにはジェイソン・ボーンの父親の関与が示されていました。
ボーンの父親はテロに巻き込まれて亡くなったことになっていました。
果たして真実は?
ボーンの新たな謎解きの開始です。
[box class=”blue_box” title=””]・ニッキーからCIAのファイルをデータを受け取る
↓
・ディソルトの元でファイルを開く
↓
・トレッドストーンを提案したのは父親リチャード・ウエッブだったと知る
・候補生としてマルコム・スミスに監視されていたことを知る
↓
・父親は息子が作戦に勧誘されたと知り、作戦を世間に暴こうとして殺されらことをスミスから聞き出す
↓
・黒幕がCIAの長官デューイだと知る[/box]
これがボーンが父親の死の事実を知った経緯でした。
そしてボーンは父親殺しの復讐を始めたのです。
アイロンハンド作戦
どんなにCIAの機密作戦が世間にバレても次々と生まれてくる新たな作戦。
今回の作戦はアイロンハンド作戦でした。
全世界を対象にした完璧な監視システムを導入した作戦です。
アプリ開発企業もこの作戦に関わっていました。
映画の中で「スノーデン」という言葉が出てきますが、スノーデンが暴いた監視システムよりもすごいことをCIAはやっていたのです。
事実CIAがボーンを探し出すときに使ったシステムは完璧で、どこにいてもボーンは見つかってしまいます。
パソコンも遠隔操作でシャットダウンでき、携帯電話にも接続できます。
映画の中の物語だとわかっていても、それこそ「スノーデン」の暴露を考えるとフィクションではないような気がして怖くなってしまいます。
ボーンやそれに関わる人たちがどれだけ事実を公表しても、次々と機密作戦は作られています。
CIAとボーンはイタチごっこのようになっていました。
ボーンの能力のすごさを知っているからこそCIAは彼を味方にしたいのでしょうが、彼が仲間にならければCIAは彼を始末するだけです。
いつまでたってもボーンには安らぎがこないように思えてしまいました。
まとめ
『ジェイソン・ボーン』では彼の父親がトレッドストーン作戦に関わっていたことが分かり、父の死の真実を知るための謎解きとなっていました。
CIAは作戦がバレれば関与した人物を始末し新たな作戦をスタートさせます。
ボーン・シリーズの中では作戦に利用された作戦員達には幸せは訪れない世界になっていました。