ついに自分が誕生した場所に戻ったジェイソン・ボーン。そこで全ての出来事を思い出しました。自分が選んだ道に決着をつけたジェイソン。彼の課せられた任務とはなんだったのでしょうか?今回も自分自身を求めての謎解きが続きます。
『ボーン・アルティメイタム』作品情報
タイトル | ボーン・アルティメイタム(The Bourne Ultimatum) |
監督 | ポール・グリーングラス |
公開 | 2007年11月10日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 1時間55分 |
Rotten Tomatoes
[box class=”red_box” title=”アカデミー賞受賞”]・編集賞
・録音賞
・音響効果賞[/box]
あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
ブラックブライアー
トレッドストーンに変わり新たな作戦となったブラックブライアー。
ジェイソン・ボーンはこの作戦を知りません。
なぜならこの作戦はトレッドストーン終了後に作られた作戦だったからです。
第1作目となる『ボーン・アイデンティティ』のラストを覚えているでしょうか?
アボットが議会で「トレッドストーンは終了しました」と言っているシーンを。
その時彼は次のプロジェクトは「ブラックブライアーです」と説明していました。
今回の物語ではそのブラックブライアが指導していたのことがわかります。
ブラックブライアとは、本来は監視作戦でした。
しかし今では全機密作戦を包括していました。
[box class=”red_box” title=””]・潜入工作
・犯罪者引き渡し
・実験尋問
・暗殺工作[/box]
国を守る実行作戦だったのです。
そして前作『ボーン・スプレマシー』でボーンが政治家ネスキーの娘を訪ねたところから、映画『ボーン・アルティメイタム』は始まります。
トレッドストーンのアップグレードバージョンであるブラックブライアーを知ったボーンは、自分自身の謎を解くためにアメリカに戻り、CIAのパメラ・ランディに電話をします。
そのシーンは『ボーン・スプレマシー』のラストシーンでもあります。
『ボーン・アルティメイタム』の前半は、『ボーン・スプレマシー』で描かれていなかった、なぜボーンがパメラに電話したのかを描いていたのです。
そしてパメラから情報を得たボーンは、自分自身を作り上げた場所に戻っていったのです。
自分自身を見つけるまで
ジェイソン・ボーンが誕生するまでの謎。
ボーンは愛するマリーを殺した黒幕を見つけるために、自分が誕生した謎を解くことになりました。
[box class=”blue_box” title=””]・ロンドンの記者が自分のことについてい書いた記事を読み、記者に接触
・ブラックブライアリーについて知る
・記者が持っていた資料から、情報源がCIAのダニエルズだと知る
・ダニエルズを探すがCIAによって殺害されてしまう
・ダニエルズの遺品からCIAのNYの場所を知る
・パメラから特別研究所の住所を聞く
・研究所で自分を作り上げたアルバート・ハーシュ博士と再会
・全ての記憶を取り戻す[/box]
ジェイソン・ボーンが誕生した作戦はCIAの長官クレイマーが指揮していて、彼はパメラの告発により逮捕されました。
さらにアルバート博士や責任者のノア・ヴォーゼンも逮捕されたのです。
自分の記憶を全て取り戻したジェイソン・ボーンことデビッド・ウェッブ。
彼はそのまま姿を消しました。
記憶を取り戻し、やっとCIAの呪縛から解放されたジェイソン・ボーン。
彼はやっと自分自身を取り戻すことができたのです。
まとめ
3部作となるボーン・シリーズ。
この3作品でジェイソン・ボーンにまつわる出来事が全て明らかになりました。
1作品目から謎解きだったボーン・シリーズ。
最後の『ボーン・アルティメイタム』で全てが繋がり、ジェイソン・ボーン誕生の謎が解けました。