ドラマ『なつぞら』あらすじとネタバレ 第25週「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」

やっと千遥と再会できたなつと咲太郎。両親のことを覚えていないはずの千遥は、本当の父親と同じ料理人になっていました。千遥の成長を涙を流しながら喜ぶなつと咲太郎でしたが、千遥は兄と姉に出会ったことである決心をしたのでした。

目次

第25週「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」


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ある日突然、生き別れた妹・千遥が娘を連れて、なつのアニメ会社を訪ねてくる。

娘がアニメ「大草原の少女ソラ」の大ファンだというのだ。

28年ぶりに千遥と再会したなつは感極まるが、嫁ぎ先に生い立ちを秘密にしている千遥は、あいさつするとすぐに帰ろうとする。

引き止めるなつに、千遥は神楽坂の小料理屋で働いていると明かし、お客としてなら来てもいいと言う。

後日、咲太郎、光子、信哉たちと店に入ると、出迎えたのは板前姿の千遥だった。

千遥の料理を口にすると、なつたちは料理人だった父の懐かしい味を思い出す。

(出典:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/25/)

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兄妹

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1174824273212579842

終戦直後、生き別れたままになっていた奥原家の3兄妹。
兄の咲太郎となつは再会を果たしましたが、1番下の妹千遥とは会えないまま時がすぎていました。

一度は姉を訪ねて北海道を訪れたこともあった千遥でしたが、結局兄と姉には会わずにさってしまっていました。

そんな離れ離れだった三人がやっと28年ぶりに再会を果たすことができたのです。

それぞれが生きるために必死だった3人。
それでも3人は立派に生きてきました。

両親と仲良く暮らしていたのに戦争がこの家族をバラバラにしてしまったのです。
咲太郎の「戦争がなければ」という言葉がとても重く感じました。

しかし3人は離れていても父と母の血を受け継いでいました。
父のように絵が上手い3人。
父と同じ料理人になり、母の味を覚えていた千遥。
ずっと離れていたけど、3人はちゃんと繋がっていたのです。

大人になった3人にはそれぞれ家族が増えました。
その家族とともに、これからはもっと近くで兄妹として生きていくことができるのです。

家族

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1174461875452600320

咲太郎・なつ・千遥は血の繋がった家族ですが、それぞれには血のつながりなど関係ない家族がいます。

咲太郎を育ててくれた亜矢美さん、なつを育ててくれた柴田家のみんな、千遥を育ててくれたお母さん。
みんな血の繋がりはないけど、家族のように接してくれていつしか本当の家族になっていたのです。

さらに咲太郎・なつ・千遥と一緒に終戦直後を生き抜いたノブさんもまた家族です。

『なつぞら』は開拓者精神やアニメーターとして活躍した女性のドラマであるとともに、家族とはなんなのかを描いたドラマでもありました。

相手を思い支え合うことができること。
それが本当の家族というもので、血の繋がりなど関係ないことがメッセージでもありました。

なつを受け入れた柴田家の人たちは、なつの本当の兄妹を自分たちの家族として受け入れます。
そしてまた咲太郎と千遥も柴田家の人たちを家族のように思うのです。

家族とはどれだけ相手のことを思えるか、そして助け合えるかなんだということが『なつぞら』ではずっと描かれていたんだなんと改めて感じました。

 

いよいよ次の1週間で『なつぞら』は終了です。
たくさんの感動を私たちに与えてくれた『なつぞら』。
終わってしまうのは寂しいですが、最後にどんな家族の姿、開拓者の姿を見せてくれるか楽しみにしています。


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