映画『オデッセイ 』内容と感想 自分で障害を乗り越えて生き残れ!


火星に取り残されてしまった男が自分の知識と技術を使って生き残るサバイバル映画の『オデッセイ 」。火星に立ったひとりぼっちという中で男はどうやって生き残るのか?NASAはどうやって彼を救い出すのか?壮大なサバイバル映画はユーモアに富んだ明るい映画になっていました。

『オデッセイ 』作品情報

タイトル オデッセイ (The Martian)
監督 リドリー・スコット
公開 2016年2月5日
製作国 アメリカ
時間 2時間24分

Rotten Tomatoes

『オデッセイ 』あらすじ


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人類による有人火星探査ミッション<アレス3>が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。

ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニーは暴風に吹き飛ばされ、死亡したと判断される。

しかしワトニーは奇跡的に生きていた。

独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。

サバイバルに不可欠な食糧も酸素も水も絶対的に足りない。

そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して生き延びることを諦めなかった。

やがてワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAや同僚のクルーは、地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るなか、わずかな可能性を信じて前代未聞の救出プランを実行するのだった……。

(出典:http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/)

追求したリアリティ

火星に取り残されてしまった植物学者のマーク・ワトニー。
彼は何とかして生き残り、次の有人機がくるのを待とうとします。
ジャガイモを育て食料を作り出すなど、できることを見つけ淡々とこなしていきます。

この映画の中でマークが実際に行ったことや、マークを回収に向かうことなどは実際に可能なことなのです。

さらにマークが生き延びるために使用したものは全て実際に火星にあるものなのです。
NASAと連絡を取るために使用したパスファインダーも実際火星にあります。
SF映画でありますが、全てが実際にあるもの実行可能なもので作り上げたリアリティをとこととん追求した映画なのです。

この作品の中で唯一のSF的要素は人類の火星探索なのかもしれません。

巨匠リドリー・スコットはとことんリアルを追求し、この作品を作り上げたのでした。

植物学者マーク

火星での探索のための滞在用に作られたハブの中には、酸素供給器や水再生器さらに食料もありますが、31日間の滞在用に作られたハブなのでいつ壊れるかも分かりません。

とりあえす酸素と水は大丈夫ですが、食料はどう考えても尽きてしまいます。
何とかして食べ物を作り出すことを考えるマークは、植物学者の知識をフル回転さてます。

火星は砂漠ですが土はあります。
しかし栄養分はありません。
その栄養分を自分たちの排泄物である有機廃棄物を使うことにしました。

さらに農作物を育てる水が必要です。
水は酸素+水素を燃やせば作ることが可能です。

水素を火星降下機の燃料から抽出して水を作りだし、マークは火星でジャガイモを作ったのです。

監督のリドリー・スコットはこの映画を「火星でのサバイバルの教科書のような映画だ」と表現しています。
もし火星に取り残されたらこの方法で私達は生き残ることが可能のなのです。

生き残るために

マークを見ているとたった一人で火星に取り残されたのに、ほとんど悲壮感や絶望感を感じません。

それよりもその状況を楽しんでいるようにさえ見えてしまいます。
もちろん心の中ではそれを感じていたのかもしれませんが、彼はそれを心の奥底に閉じ込めて極めて明るく生活を送ろうとします。

見放された時に受け入れるのか、闘うのか」。
マークは後者を選び闘い続けました。
障害が目の前に起こった時にマークは冷静にその障害を自分の力で乗り越えようとしたのでした。

「生きる力」マークを見ているとそれを強く感じました。
「生きて地球にかえる」その気持ちが彼をさせたのです。

そしてそのためには多くの知識も必要だと痛感しました。
冷静に対処できる判断力も必要です。
マークが生き残れたのは知識と判断力によるものだったからです。

人間が生き残るために必要なこと、マークを見ているとそれが描かれていた映画だなと感じました。

まとめ

宇宙サバイバル映画の『オデッセイ 』でしたが、それはとことんリアリティが追求されて映画でもありました。

思いもよらないことが起こった時、私達はどうするのか?

それによって生死も決まってしまいます。

見放されたことを知った時受け入れずに闘う、それがマークが出した答えでありまただから彼は生き残れたのです。

壮大なスケールの内容が楽しい音楽とともに描かれた、ユーモアたっぷりの映画それが
『オデッセイ 』でした。