『リーサル・ウェポン』の続編が『リーサル・ウェポン2/炎の約束』。リッグスとマータフのコンビは健在です。物語は冒頭のカーチェイスシーンからスタートし、怒涛の勢いで激しい爆発シーンが続き、勢いを感じさせる映画になっています。
『リーサル・ウェポン2/炎の約束』作品情報
タイトル | リーサル・ウェポン2/炎の約束(Lethal Weapon2) |
監督 | リチャード・ドナー |
公開 | 1989年10月21日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 1時間54分 |
Rotten Tomatoes
『リーサル・ウェポン2/炎の約束』あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
冒頭から続く過激なシーン
映画の冒頭はカーチェイスシーンから始まります。
2組の警官が2台の車を追いかけています。
街中を暴走する犯人の車。
何台もの車がクラッシュしてもそのまま走り続け、最後はヘリコプターで逃亡してしまいます。
もう1台は激突して逆さまになってしまいますが、犯人は逃げ出していました。
最初から派手なシーンの連続です。
しかしこのシーンはあくまでまだ序章にすぎなかったのです。
1作品目でも過激なシーンの連続だと思いましたが、『リーサル・ウェポン2/炎の約束』はそれをはるかに上回るシーンの連続になっていました。
約10分おきに起きる過激なシーン。
車や建物など色んなものが爆発します。
それもかなりの回数。
そのド派手なシーンは最後まで止まることなく続いていました。
政治的メッセージ
ド派手な爆発だけが売りではないのが、『リーサル・ウェポン2/炎の約束』です。
物語は南アフリカ共和国のアパルトヘイト政策について扱っています。
白人と非白人を分離する政策のアパルトヘイト政策。
南アフリカ領事館の外交官ラッドは、アパルトヘイト政策を推し進める人物です。
そのラッドを追い詰めるのが白人と黒人のコンビのリッグスとラッドです。
1980年代に入りアパルトヘイト政策に対しての反対運動が盛んになり、国際的に経済政策を南アフリカ共和国に敷いていました。
そして1994年にアパルトヘイト政策は撤廃されますが、映画の作られた1987年は反対活動がもっとも活発だったころです。
『リーサル・ウェポン2/炎の約束』の物語の中にも、反対のでも活動などが映し出されます。
今回の物語では政治的なメッセージも込められた作品となっていました。
リッグスとマータフ
1作目では反発しあっていたリッグスとマータフ。
あれから2年経った続編では息のあったコンビとなっていました。
相変わらずリッグスは暴走しますが、マータフにはリッグスの扱い方に慣れています。
さらに今回はそんな二人がラブラブなところを見せつけてくれます。
爆弾のある便座に座ってしまったマータフを助けるリッグス。
お互い手を握り合って見つめ合います。
またラストで撃たれてしまったリッグスに駆け寄るマータフ。
リッグスを抱きかかえます。
さらにリッグスのおでこにかかった髪の毛を避けてあげたりと、なんだか二人はいい感じです。
命の危険に何度もあっているうちに、いつしか最高の相棒になっていたリッグスとマータフでした。
まとめ
ド派手な演出の連続で全く飽きることのない『リーサル・ウェポン2/炎の約束』。
タイトル通り何回の炎を見ることになります。
リッグスとマータフの最高のコンビが、スカッとするほど悪役を次々と倒してくれます。
見終わった後にはなんとも言えない、爽快感を感じているはずです。
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