映画『ALWAYS 三丁目の夕日』あらすじと感想 平成の終わりに感じる昭和の人情


2019年4月。平成という時代が終わろうとしています。30年の間に急激に進化した世の中。便利になったけど、その分失ったものも多かった時代のような気がします。そんな時代だからこそ昭和33年にどんな思いで日本人が生活していたのかを知るべきなもかもしれません。

『ALWAYS 三丁目の夕日』作品情報

タイトル ALWAYS 三丁目の夕日
監督 山崎貴
公開 2005年11月5日
製作国 日本
時間 2時間13分

Rotten Tomatoes

『ALWAYS 三丁目の夕日』あらすじ


「ALWAYS 三丁目の夕日」Blu-ray

夕日町三丁目で暮らす売れない小説家の茶川竜之介は、この町に流れ着いた飲み屋のおかみ・ヒロミに淡い恋心を抱く。

彼女から知人の息子だという小学生の淳之介を押し付けられた茶川は、次第に淳之介ともヒロミとも絆を深めていった。

一方、青森の中学を卒業し、集団就職で上京した星野六子は、下町工場の鈴木オートで働き始める。

社長の鈴木則文は短気で、六子にも厳しく当たるが、則文の妻・トモエの優しさ、長男・一平の明るさに支えられ、六子は鈴木家に打ち解けていく。

(出典:https://www.cinematoday.jp/page/A0004125)

昭和33年(1958年)の東京

https://www.happyon.jp/always-sunset-on-third-street

戦後13年が経ち、高度経済成長期の日本、東京。
東京タワーが建設中で、出来上がれば当時の世界一のタワーになります。

まだまだ貧しい時代だけど、これからの日本に期待をよせる国民達。
貧しくても将来に夢と希望を抱き、町中が生き生きしている時代でした。

当時の三種の神器。

・テレビ
・洗濯機
・冷蔵庫

鈴木家にも全てが揃います。
初めてテレビがやってきた日は、近所の人みんなが鈴木家に集まってきてみんなでプロレス観戦をします。

テレビ離れが進む現代では考えられないことです。
常に家の扉は開いていて、誰でもで入りが自由な日常。
町内の人みんな顔見知りです。

みんなが毎日楽しく生きている様子が画面を通して伝わってきます。

スマホもネットもない時代だけど、いまの時代よりもはるかに楽しそうな時代でした。

人情があふれた時代

(C) 西岸良平/小学館 (C) 2005「ALWAYS 三丁目の夕日」製作委員会

町並みも生活形態も今とは随分違いますが、何よりも1番違うのは人との繋がりです。
近所の人は皆知り合い。

喧嘩したりバカにしあったりしても、そこには愛があります。
みんな相手のことが好きだからこそできることなのです。

人と人とが信頼しあいお互いが助け合いながら、なんとかこの時代を生きようとしている住民。
その繋がりを見ていると、心が暖かくなります。

そして現代にはないその関係が羨ましくも感じてきます。

こうやって私たちの先輩は生きてきたのです。
そして今を作ったのです。

時代が進み色んなものが進化した中で、忘れてはいけないものが『ALWAYS 三丁目の夕日』の中にたくさん描かれていました。

まとめ

個々での生活が増えた日本人。

コミュニケーションを取ることをしなくなり、物騒な事件が起きるようになった日常。

だからこそ今見るべき作品が『ALWAYS 三丁目の夕日』です。

私たちが失ってしまった大切なものに気がつき、取り戻したくなる映画でもあります。