寅さんが旅に出て1年がすぎた頃、ふらっと寅さんが戻ってきました。さくらには子供満男が生まれおじさんになった寅さん。今回はそんな寅さんのお母さんが登場します。
『続 男はつらいよ』作品情報
タイトル | 続 男はつらいよ |
監督 | 山田洋次 |
公開 | 1969年11月15日 |
製作国 | 日本 |
時間 | 1時間33分 |
『続 男はつらいよ』あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
寅さんのお母さん登場
幼い頃に母親に捨てられた寅さん。
母親が京都にいるということを聞き、京都に滞在しています。
母親がどこで働いているのかを知っていながらも、会いに行けないでいました。
そんな時、偶然京都で再会した先生とその娘の夏子。
2人は寅さんに母親に会いに行くように進めます。
夏子ととも母親の働くホテルに会いに行った寅さん。
しかしそこで出会った母親の菊は寅さんが想像する母親ではありませんでした。
母親に冷たい言葉を投げつけられた寅さんは、傷心のまま夏子達と一緒に東京に戻ったのでした。
母親菊を演じたのは、ミヤコ蝶々。
独特な京都弁で、寅さんのお母さんらしい気の強い母親を演じています。
母親の言葉に傷ついた寅さんですが、失恋した後は母のいる京都に戻っていました。
ラストで見せる痛快な寅さんと母親菊のやりとりは、愉快で面白いやりとりになっています。
マドンナ
2作品目『続 男はつらいよ』のマドンナは幼い頃の友人坪内夏子を演じた、佐藤オリエです。
1作品目でも幼馴染の女性と再会し恋に落ちた寅さんですが、今回も幼い頃の友人です。
しかも1作品目同様子供の頃寅さんがいじめていた女の子です。
今と変わらず寅さんは子供の頃からガキ大将だったことが分かります。
2人とも坪内という名字なのは、たまたまの偶然だったのでしょうか。
夏子は寅さんを優しい目で見守ったりして夏子も寅さんのことが好きなのかと思いましたが、夏子には恋人がいました。
しかもその恋人は寅さんが入院したときに出会った病院の先生なので、寅さんがキューピットということにもなります。
2人が抱き合っているところを見た寅さんの顔。
かなりショックを受けているようでした。
失恋してしまった寅さんは、また家から出て行ってしまいました。
向かった先は母親のいる京都。
喧嘩別れをしたはずなのに、すっかり仲の良い親子になっていました。
まとめ
寅さんの母親が登場したり、満男という甥までできた寅さん。
周囲は少しずつ変わっていましたが、寅さんは相変わらずです。
恩師の死に涙を流したり相変わらず、人情味溢れる寅さんを見ることができます。
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松竹映画「続・男はつらいよ」映画ポスター立看板用 マドンナ 佐藤オリエ[/col2] [col2]
男はつらいよ (GSコミックス コミック寅さん)[/col2] [/colwrap]