ロバート・デニーロ主演の『ミッドナイト・ラン』。賞金稼ぎジャックとジャックに捕まった会計士のデューク。ロサンゼルスに戻るまでにギャングやFBI、ジャックの同僚の賞金稼ぎに追われ続けけます。追ってから逃げる間に2人には微妙な友情が芽生えていたのでした。
『ミッドナイト・ラン』作品情報
タイトル | ミッドナイト・ラン(Midnight Run) |
監督 | マーティン・ブレスト |
公開 | 1988年12月3日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間6分 |
Rotten Tomatoes
『ミッドナイト・ラン』あらすじ
[aside type=”normal”]
元警察官で、バウンティハンターのジャックはL.A.マフィアの会計士で逃走中のデュークの逮捕を依頼され、いとも簡単に成功。
意気揚々とL.A.行きの飛行機に乗り込むが、なんとデュークは大の飛行機恐怖症でパニックに。
搭乗拒否を受けてしまった二人は、列車でL.A.に向かうことになるが・・・。
(出典:https://www.uni-100.com/catalog/37947/)
[/aside]
賞金稼ぎのジャックは、ギャングのお金を福祉に寄付してしまった会計士デュークを捕まえる依頼を受けます。
デュークの居場所を突き止めたジャックはニューヨークで彼を簡単に捕まえますが、デュークが飛行機恐怖症だと言い出します。
飛行機の中でデュークが暴れ出したので、仕方なく電車でロサンゼルスに戻ることにしたジャック。
しかしデュークを追ってFBIやギャングさらには同僚の賞金稼ぎまで追いかけてきます。
電車、バス、車と乗り換えながら2人は追ってから逃げ続けるのでした。
隠れた名作『ミッドナイト・ラン』
ロバート・デニーロ主演の名作はたくさんありますが、この『ミッドナイト・ラン』は隠れた名作と言われています。
公開当時興行的には大成功とまではいかなかった作品ですが、ハリウッドスター達の中に好きな作品として『ミッドナイト・ラン』をあげる俳優がたくさんいます。
またロバート・デニーロ自身も出演したなかで1番好きな作品として『ミッドナイト・ラン』と答えていた時期もありました。
ロバート・デニーロ扮するジャックとチャールズ・グローディン扮するデュークのやりとりが、微笑ましく描かれています。
車で旅をしながら自分を見つめ直すロードムービー。
『ミッドナイト・ラン』もそのジャンルに属します。
デュークとともにアメリカを横断することで、妻を忘れられなかったジャックが一歩進み出しました。
アメリカならではの保釈金融
ジャックの仕事は賞金稼ぎ。
彼は保釈金融と契約し賞金を稼いでいました。
この保釈金融とは日本では馴染みのない言葉です。
保釈金融とは一体どんな金融なのでしょうか?
逮捕された被告が保釈されるには、保釈金が必要となります。
保釈金が払えないと、刑務所に入ることになります。
その保釈金を建て替えるのが保釈金融という仕事です。
保釈金を払えない被告に変わり保釈金を払い、手数料をもらうことで利益を得ています。
保釈された被告は保釈後、裁判所に出頭すれば保釈金は戻ってきます。
しかしもし出頭しないと保釈金は戻ってきません。
そのまま逃亡されてしまうと、保釈金融は損をしてしまうのです。
今回そのまま逃亡したのが、会計士のデュークです。
ジャックは保釈金融に頼まれてデュークを追いかけたのです。
ジャックは元警察官ですが、現在は警察官ではありません。
それでも手錠や銃を持っていました。
アメリカの州によっては逃亡した被告への取り立てが法律で認められています。
手錠や銃の携帯も許可が出ているのです。
そのためジャックは普通に手錠や銃を持っていたのでした。
まとめ
ロバート・デニーロの隠れた名作『ミッドナイト・ラン』。
アメリカを旅することで、過去にとらわれて男が先へ進む決意をします。
そしてそれをアドバイスしたのが、旅の相棒だったのです。
ロードムービーのおきまりの展開は、ロバート・デニーロとチャールズ・グローディンの名優によって男同士の心温まる物語になっていました。
いますぐ『ミッドナイト・ラン』を視聴したい方は、こちらから視聴可能です↓↓
(2019年1月現在)
[btn class=”big rich_yellow”]いますぐ『ミッドナイト・ラン』を見る[/btn]