『エイリアン』の前日譚となる映画『プロメテウス』。考古学社達は人類を作ったエンジニアに会いに彼らのいる惑星に向かいました。しかしそこにいたのはすでに死んでしまったエンジニアの死骸が。彼らはなぜ人類を創り出したのか。さらに『プロメテウス』はどう『エイリアン』に関係してくるのでしょうか?
『プロメテウス』作品情報
タイトル | プロメテウス(Prometheus) |
監督 | リドリー・スコット |
公開 | 2012年8月24日 |
製作国 | アメリカ/イギリス |
時間 | 2時間4分 |
Rotten Tom
あらすじ
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2089年、世界各地の古代遺跡からある共通するサインが発見される。
科学者のエリザベス・ショウはそれを分析し、地球外知的生命体からの“招待状”と確信する。
そして巨大企業ウェイランド社が出資した宇宙船プロメテウス号に乗り、人類の起源を探るべく“招待状”が指し示すはるか彼方の惑星を目指す。
2093年、長い人工冬眠から目覚めたエリザベスの前についに目的の惑星が姿を現わす。
彼女は一緒に旅をしてきた他の乗組員、公私にパートナーのホロウェイや冷徹な女性監督官メレディス、精巧なアンドロイドのデヴィッドらとともに未知の生命体を求めて調査を開始するのだが…
(出典:https://www.allcinema.net/cinema/341641)
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エンジニア
2089年ショウ博士達が見つけた壁画。
そこには他の壁画にも書かれれている星が描かれていました。
ショウ博士はこれはエンジニアからの招待状だと信じ、彼らが招く惑星に向かいます。
ショウ博士の恋人ホロウェイ博士は人間を創ったエンジニアに会い、「なぜ人間を創ったのか?」その理由を知りたいと思っていました。
しかし彼らがついた惑星ではすでにエンジニアは死んでいました。
博士達の考えは間違え絵ではなくエンジニアの死骸を調べるとそのDNAは人間と完全に一致します。
これはエンジニアが人間を創ったことを意味します。
それを裏付けるように惑星にある山の中には、巨大なエンジニアの顔が飾られています。
それは私たち人間と同じような顔をしていました。
「人間を創ったのはエンジニアだった」その事実は判明しましたが、エンジニアはなぜか絶滅していて、博士達はエンジニアが人間を想像した理由を聞くことはできなかったのです。
ホロウェイ博士はエンジニアに人間を創った理由を聞きたがっていましたが、彼らに投資しプロメテウス号を提供したウェイランド社のピーター・ウェイランドはエンジニアに会い、不死の体にしてもらおうと考えていました。
そのためにピーター・ウェイランドはこの惑星にやってきたのです。
しかし、この惑星は実はエンジニアの惑星ではなかったのです。
博士達がたどり着いた惑星は、エンジニアの軍事基地だったのです。
彼らはこの惑星で大量破壊兵器を製造していました。
彼らの作った兵器、それは人間を殺す兵器だったのです。
エイリアンの正体
人間を創ったエンジニアは、人間を破壊するために大量破壊兵器を作り出します。
それがエイリアンだったのです。
エンジニアの巨大な顔の像の前にあった謎の容器。
エイリアンはその中で育っていました。
人間を破壊するために作ったエイリアン。
エンジニアはそれを宇宙船に積み、地球に向かう予定でした。
しかしエンジニアは人間を破壊するために作ったはずのエイリアンに襲われてしまい絶滅してしまったのです。
しかし、1体だけが人工冬眠ポッドの中で生き続けていました。
ただしこのエンジニアは結局船長達に地球行きを阻止され、エイリアンによって寄生されてしまいました。
エイリアンは人間やエンジニアの体に寄生して、私たちの知っているエイリアンへと姿を変えます。
私たちの姿になる前は、蛇のようなタコのようなヌメヌメした生物でした。
それらが人間やエンジニアに寄生し、新たな姿に生まれ変わるのです。
宇宙船を破壊したことで絶滅したはずのエイリアン。
しかしエンジニアの体を食い尽くし、1匹のエイリアン が生きていたのでした。
まとめ
『エイリアン』の始まりの世界の映画『プロメテウス』。
エイリアンは人間を創ったエンジニアによって大量兵器として製造されたものでした。
しかしこの惑星にいたエンジニアはずべて死んでしまったために、なぜエンジニアは人間を創り破壊しようとしたのかその理由は闇に包まれたままです。
エンジニアがなぜ人間を創ったのか?
それと同じ疑問はただ1人のロボットだったデイヴィッドの感じているのかもしれません。