遠い昔の遥か彼方の銀河系の物語。銀河共和国ではドゥーク伯爵に率いられて数千に及ぶ恒星系が銀河共和国から離脱しました。分離主義勢力の力によって共和国を守るジェダイの騎士の力は衰えていました。彼らはフォースの衰えにより、秘密裏に行われている恐ろしい出来事に気がつかないのでした。
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』作品情報
スター・ウォーズ エピソードII/クローンの攻撃 [Blu-ray]
タイトル | スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(Star Wars: Episode II Attack of the Clones) |
監督 | ジョージ・ルーカス |
公開 | 2002年7月13日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間22分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
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青年へと成長したアナキン・スカイウォーカーはオビ=ワン・ケノービの指導の下、フォースの力を習得し優秀なジェダイの騎士となるべく修行に励んでいた。
その頃、銀河元老院では、ドゥークー伯爵の画策により、数百もの惑星が一斉に共和国からの脱退を宣言する。
これにより、ジェダイだけでは銀河を統治できないと判断した元老院では、クローン軍隊の是非を問う重要な投票が行われようとしていた。
この会議に出席するため惑星コルサントに向かっていたナブーの元女王アミダラは、途中で何者かに命を狙われる。
オビ=ワンとアナキンはこの事件の調査のためナブーへと派遣されるのだったが……。
(出典:https://www.allcinema.net/cinema/235790)
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アナキン・スカイウォーカーの成長
アミダラへの想い
オビ=ワン・ケノービの元で10年間ジェダイの騎士になるための修行を行っていたアナキン・スカイウォーカーは、立派な青年になっていました。
彼は10年前に出会ったアミダラ女王のことが忘れられません。
しかし10年ぶりにアミダラと再会することになりました。
アミダラはナブーの女王は2期にわたって務め、いまは現女王の勧めで元老院となっていました。
ドゥーク伯爵の寝返りによって力を失いつつあるジェダの騎士。
それに対して銀河共和国では軍隊を創設しようという意見も出ています。
アミダラは軍隊創設に反対するために、惑星コルンサントにやってきました。
しかしコルンサントに着くなり命を狙われたアミダラ。
そんなアミダラを守るために2人のジェダイの騎士が呼ばれます。
それはオビ=ワンとアナキンでした。
再会とともに恋心を強くしたアナキン。
それはアミダラも同じです。
一度は立場の違いから一緒になることを諦めますが、映画のラストで2人はひっそりと結婚式をあげていました。
母への想い
10年前奴隷だったアナキンは、クワイ=ガン・ジンによって解放されました。
しかし母親は奴隷のままタトゥイーン星に残りました。
母のことが忘れられないアナキン。
成長した今でも母のことを思っていました。
そんなアナキンは母の悪夢を見てしまいます。
不安になったアナキンはタトゥイーン星に母を探しに行きました。
母親は売られてしまいしたが、奴隷を解放され結婚し子供ももうけていました。
しかし1ヶ月前に母はタスケン・レイダーに連れ去られていました。
誰もが諦めるなか母を見つけたアナキンでしたが、母は弱り切っていました。
アナキンとの10年ぶりに再会を喜びましたが、その後母は亡くなってしまいました。
この出来事がアナキンに強い憎しみを持たせます。
タスケン・レイダーを皆殺しにしたアナキン。
それは女子どもの容赦無く殺してしまいました。
この出来事に心を痛めていたのはヨーダでした。
この頃からアナキンが少しずつダークサイドに落ち始めているのが描かれています。
共和国軍のクローン
アミダラの命を狙った黒幕を探してカミーの星に向かったオビ=ワン・ケノービ。
誰かの手によって公文書館の記録からも消されたいた惑星です。
しかもデータを消せるのはジェダイだけです。
不安を募らせながらオビ=ワンは意外にも暖かく出迎えられます。
そしてそこで共和国から依頼されたという無数ものクローン軍を見ることになりました。
依頼したのはジェダイの騎士サイフォ=ディアスでしたが、彼はすでに10年前に殺されていました。
しかもヨーダ達はサイフォ=ディアスがクローン軍を依頼したことは知りませんでした。
思考能力を持ち人間の倍の速さで成長するクローン。
遺伝子のホストは賞金稼ぎのジャンゴ・フェットでした。
ジャンゴ・フェットは1体だけ、遺伝子操作を行わずに純粋な自分の複製品を作り息子として育てていました。
オビ=ワンに追われたジャンゴは息子とともにジオノーシスへ向かいます。
そこでジェダイの騎士との戦いの最中にジャンゴは殺されてしまいました。
その様子を見ていた息子のボバ。
父の被っていたマスクを抱き上げ、彼もまた怒りに満ち溢れていたのです。
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ダークサイド
ヨーダ達のフォースの力が衰えたことで、勢力を拡大しつつあったのがダークサイドのシス卿でした。
ダークサイドに寝返ったドゥーク伯爵。
もともとはクワイ=ガン・ジンの師匠であり、ヨーダのでした。
しかし彼はシス卿がわにつき、さらにジオノーシスからコルンサントに向かう際に最終兵器の設計図を持って逃げシス卿に渡しました。
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ダークサイドに落ちたドゥーク伯爵ですが、オビ=ワンに対してすでに銀河共和国はダース・シディアスのの支配下にあると言います。
オビ=ワンはこの言葉を信じようとはしませんが、ヨーダは元老院を監視するよに指示しました。。
ドゥーク伯爵はオビ=ワンに対してともに暗黒卿を倒そうと言いましたが、彼自身はすでに暗黒卿の手先でした。
さらに共和国ではパルパティーン議長に対して非常時大権が与えられ、共和国に正規軍を創設することになりました。
これでいよいよヨーダの言うようにクローン戦争が始まってしまうのです。
まとめ
アナキンの成長とクローン戦争はじまりへの道のりが描かれた『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』。
アナキンはすでに憎しみをコンロール出来なくなりつつあります。
さらにジェダイの騎士の掟を破りアミダラと結婚してしまったアナキン。
次のエピソードではついにダークサイドへと落ちてしまいそうです。
さらに共和国崩壊の道となってしまうクローン戦争。
どうやってクローン戦争が始まったのか。
その流れを知ることができるのがこの『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』です。