NBA選手だったコービー・ブライアントが引退する時に書いた詩。それを元にして作られた短編アニメが『親愛なるバスケットボール』です。見たいと思いながらもまさかこんな形で見ることになるとは。。。。2020年1月26日(アメリカ時間)コービーは亡くなってしまいました。コービーのバスケットへの愛が詰まった作品が『親愛なるバスケットボール』です。
『親愛なるバスケットボール』作品情報
タイトル | 親愛なるバスケットボール(Dear Basketball) |
監督 | グレン・キーン |
公開 | 2017年4月23日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 6分 |
Rotten Tomatoes
[box class=”red_box” title=”アカデミー賞受賞”]・短編アニメ賞[/box]
コービー・ブライアント
コービー・ブライアントはNBAのロサンゼルス・レイカーズの元選手です。
多くの選手がいくつものチームを渡り歩く中、コービーは1996年〜2016年までの20年間1つのチームでプレーし続けた選手でした。
コービーという名前はコービーのお父さんが好きだった「Kobe Steak House」(神戸牛ステーキハウス)のKobeから取られたことは有名な話です。
それもあってか日本人の中にもコービーファンはたくさんいて、世界中から愛される選手でもありました。
最年少記録と最年長記録を次々と打ち立てたコービー・ブライアント。
引退が決まったシーズンは多くのファンが彼の最後の勇姿を見ようとレイカーズの本拠地であるステイプルズセンターに訪れました。
多くの人に愛されたコービーが引退する時に書いた詩を元に作られたのが、短編アニメ『親愛なるバスケットボール』なのです。
コービーの詩
20年間プレーし続けたからだはボロボロになりつつありました。
左アキレス腱の断裂や膝の負傷など、コービーの体は限界に近づいていました。
そして2015年コービーは引退を決め発表しました。
その時に書いたのが『親愛なるバスケットボール』という詩でした。
[box class=”pink_box” title=””]6歳の頃のバスケットボールを好きにるきっかけ。
レイカーズに憧れた少年時代。
がむしゃらにプレーし続けた現役時代。
そしてお別れの時が来たことを感じた時。[/box]
コービーがバスケットボールを通して様々な局面で感じたバスケットボールへの愛を綴った詩でした。
自分に生きがいを与えてくれた感謝を込めて、コービーはバスケットボールに愛を伝えたのでした。
いつまでも見続けることができると思っていたコービーのプレーは、2016年に終わってしまいました。
でも詩の中で「バスケットボールを愛し続ける」と綴っていたコービー。
そんなコービーの思いが『親愛なるバスケットボール』には詰まっています。
コービーが読む詩の朗読。
心地よいコービーの声が、どれだけ彼がバスケットボールを愛していたのかを伝えてくれていました。
まとめ
2020年1月26日(アメリカ時間)。
衝撃的なニュースが世界中を駆け巡りました。
コービー・ブライアントが亡くなったというニュースです。
コービーの乗っていたヘリコプターが墜落して娘さんも亡くなってしまいました。
世界中が悲しみに包まれていますが、コービーは愛する娘さんとそして愛するバスケットボールとともに旅立っていきました。
今みんなが思うことは「安らかにお眠りください。そしてコービーありがとう」だと思います。