もう1つの現実でもU.S.S.エンタープライズ号の船長となったカーク。そんな彼の前に最大の敵が現れます。カーク船長の前に現れた強敵は、もう1つの世界でもカーク達を苦しめた遺伝子操作を受けた人間だったのです。最大の敵を前にしてなす術のないカーク達。その中でカークとスポックの友情が、仲間の窮地を救うことになるのです。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス 』作品情報
タイトル | スター・トレック イントゥ・ダークネス(Star Trek Into Darkness) |
監督 | J・J・エイブラムス |
公開 | 2013年8月23日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間12分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
超人カーン
宇宙歴2259.55。
突如地球に現れた強敵、それはなんと300年前の地球人でした。
しかしとてつもない能力を持っている地球人。
なぜなら、彼は人類を平和に導くために遺伝子操作で作られた超人だったからです。
人類を守るために作られた超人のはずが、なぜか犯罪者にされ宇宙に追放されてしまいました。
それがカーク船長の前に現れた最大の強敵カーンだったのです。
宇宙にで冬眠し続けているはずのカーンを目覚めさせたのは、宇宙艦隊の提督マーカスでした。
彼はカーンに兵器や戦艦を開発させます。
提督の狙いは艦隊を軍隊化することでした。
マーカスはカーンの部下を人質に取りカーンに兵器を作らせます。
その時カーンは部下を助けるために魚雷の中に部下を隠したのです。
しかしそれが見つかってしまいカーンは1人で逃げ出します。
マーカスが部下を殺してしまうと思ったカーンは、復讐のために地球を襲ったのです。
超人化したカーンを倒すことは容易ではありません。
そこでスポックは、並行世界にやってきたもう未来のスポックにカーンのことを聞きました。
なぜならもう未来からきたスポックも、もう1つの世界でカーンと戦ったことがあったからです。
もう1つの世界で起きた戦いは『スタートレックII カーンの逆襲』。
スポックは未来の自分から、カーンの倒し方を教えてもらおうとします。
それほど普通に戦っても倒せない相手が、カーンだったのです。
クリンゴン
地球を襲ったカーンが逃げた場所クロノス。
そこはクリンゴン帝国の本拠地でした。
クリンゴン帝国は過去に惑星連邦と戦争をしたことがある国家でしたが、現在は和平条約が結ばれています。
しかしクリンゴン帝国と惑星連邦の緊張状態は続いていました。
そんなクリンゴン帝国に逃げたのがカーンでしたが、艦隊を軍隊化したいマーカス提督にとっては好都合でした。
カーク船長に魚雷を使ってカーンを殺させると同時に、クリンゴン人を怒らすことができるからです。
クリンゴン人は気性が荒い民族です。
マーカス提督は怒ったクリンゴン人がカーク船長達を殺せば、惑星連邦がクンリゴン帝国に攻撃を仕掛ける理由ができます。
明確に戦争をすることができるのです。
しかしカーク船長は、カーンを殺しませんでした。
それがマーカス提督の予想外の出来事で、逆に提督の乗る船にU.S.S.エンタープライズ号が攻撃されることになってしまったのです。
クリンゴン人は凶暴ではありますが、それと同時に名誉に重きを置いている民族でもあります。
クリンゴン人に捕まった時、ウフーラが彼らに「名誉が大事なはず」と言ったのは、彼らの精神に訴えようとしたからです。
まとめ
遺伝子操作によって作り出された超人カーン。
人類を超えた力を持つ彼は、その力で地球人に復讐しようとします。
さらに艦隊のトップになったマーカス提督は、その権力を使って艦隊を軍隊化します。
権力を持ったことで、自分を「神」と勘違いしてしまった2人の人間
U.S.S.エンタープライズ号のクルーは、友情と絆で彼らを倒したのです。