スコーピオン・キングにまつわる物語。それは誰もは神話だと思っていましたが、冒険家のエヴリンはスコーピオン・キングの腕輪を見つけてしまいました。さらにその頃「ハムナプトラ」に埋まっているイムホテップも掘り出されてしまいます。再び蘇ったが求めるスコーピオン・キングの腕輪。その裏には世界を征服する企みがあったのです。
『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』作品情報
タイトル | ハムナプトラ2/黄金のピラミッド(The Mummy Returns) |
監督 | スティーヴン・ソマーズ |
公開 | 2001年6月9日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間10分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
再び蘇ったイムホテップ
前作でハムナプトラ「死者の都」と呼ばれるお墓に埋まったはずのイムホテップ。
彼はセティ1世に仕える大司祭でしたが、彼女の妻アナクスナムンを愛してしまい2人で共謀してセティ1世を殺害しました。
しかしその後ハムナプトラで処刑されたイムホテップでしたが、オコーネルやエヴリンにのせいで蘇ってしまいました。
2人は古代エジプトの遺跡を守り続けてきたメジャイとともに、イムホテップをハムナプトラに再び埋めます。
そんなイムホテップは彼が愛したアナクスナムンの生まれ変わりの女性の手によって、再び蘇ってしまったのです。
アナクスナムンはイムホテップの遺体だけでなく、一緒に埋まっていた「死者の書」も掘り出します。
死者を蘇らせるという「死者の書」に書かれている言葉を読み、イムホテップを蘇らせます。
しかしその頃古代エジプトの遺跡の夢を見続ける女性がいました。
それがエヴリンだったのです。
彼女は夢に引きつけられるようにエジプトにやってきます。
そして眠っているスコーピオン・キングの腕輪を見つけ出したのです。
エジプトの遺跡に辿り着いても幻覚を見続けるエヴリン。
実はそれには彼女の秘密が影響したいたのです。
彼女はセティ1世の娘ネフェルティティの生まれ変わりだったのです。
彼女は父セティ1世を殺したアナクスナムンを恨んでいます。
生まれ変わった2人の女性は、エジプトの地で戦うことになったのです。
神話スコーピオン・キング
遺物も古文書も見つかっていないスコーピオン・キング。
何も見つかっていない彼の物語は神話だと思われていました。
紀元前3067年。
偉大な戦士スコーピオン・キングは世界征服を企て、「生者の都」と呼ばれるテーベへ侵攻します。
そして7年間にわたって壮絶な戦いを繰り広げました。
激しい戦いの結果スコーピオン・キングは敗れてしまいます。
敗れた彼は彼の兵士たちとともに、アム・シェアーの聖なる砂漠に追い払われてしまいました。
灼熱地獄のアム・シェアーの砂漠。
スコーピオン・キングの兵士たちは次々と倒れ、最後に残されたのはスコーピオン・キングだけになってしまいました。
死が目前に迫った時、スコーピオン・キングは闇の神アヌビスに、「自分を助けて敵を倒させてくれたら、命を差し出します」と誓いを立てました。
スコーピオン・キングの申し出を聞いたアヌビスは、スコーピオン・キングの魂を引き換えに砂漠をオアシスに変え彼を生かし、さらには軍を指揮させました。
そのおかげでスコーピオン・キングは敵を倒し勝利を収めるこができたのです。
しかしスコーピオン・キングが勝利を掴んだその瞬間、彼はアヌビスの永遠のしもべとなりアム・シェアーの砂漠で眠りについたのです。
その後アム・シェアーの砂漠に辿り着いたのは3000年前のラムセス4世の遠征隊だけだと言われています。
しかしその遠征隊も戻ってくることはありませんでした。
さらアム・シェアーの砂漠には黄金のピラミッドがあるとされ、その頂上には巨大なダイヤがあると言われていました。
その黄金のピラミッドを求めてアレクサンダーやシーザーさらにはナポレオンが軍を送りましたが、誰も見つけることができなかったのがアム・シェアーの砂漠なのです。
蘇ったイムホテップはスコーピオン・キングと戦い、彼に勝利しアヌビスの軍を手に入れとしていました。
そして世界征服を企てていたのです。
まとめ
エジプトで再び遺跡を発掘してしまったことで、戦いに巻き込まれてしまったオコーネルとエヴリン。
しかも今度はイムホテップだけではなく、スコーピオン・キングさらには、アナクスナムンの生まれ変わりの女性とも戦わなくては行けません。
毎回ピンチを招いてしまう彼らですが、今回もまた見事なチームワークと知識で崩れるピラミッドから脱出することができたのでした。