映画『禁断の惑星』で人気者になったロビー・ザ・ロボット

SF映画の名作の1つとされる1956年に公開された映画『禁断の惑星』。この物語に登場する天才ロボット「ロビー」は、その後たくさんの作品に登場するほど人気ロボットとなりました。ここではそんなロビー・ザ・ロボットが登場した作品を調べてみました。

目次

『禁断の惑星』作品情報


禁断の惑星 (字幕版)

タイトル 禁断の惑星 (Forbidden Planet)
監督 フレッド・M・ウィルコックス
公開 1956年9月8日
製作国 アメリカ
時間 1時間38分

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ロビー・ザ・ロボット

宇宙船ベララホン号の生存者探索のために惑星アルテア4に向かった宇宙連邦船C-57-Dのクルー達の前に現れたのが、天才ロボットロビー・ザ・ロボットです。

ベララホン号唯一の生存者モービアス博士に組み立てられたロビーは、187言語を話すことができ料理も裁縫もできます。

体にある窓から食物のサンプルを入れると内臓回路で分析し、同じものを無限に作ることができるのです。

ロビーのおかげで人間は便利な生活を送ることができますが、ロビーの能力はそれだけではありません。

ロビーは人間の命令には絶対服従で、家を破壊するほどの力を持っています

そのため人間を殺せないよう人命を守る自動制御が装備されていました。

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ロビー・ザ・ロボット出演作品

『禁断の惑星』に登場したロビー・ザ・ロボットはその容姿や行動から、瞬く間に人気キャラクターになります。

その人気からその後の映画やドラマにもロビーはたくさん登場しています。

ここではロビー・ザ・ロボットが登場した作品を紹介します。

「トワイライト・ゾーン」(ドラマ)

1959年〜1964年まで放送されたSFドラマ『トワイライト・ゾーン』(ミステリー・ゾーン)。

ロビー・ザ・ロボットはこのドラマに何度か登場しています。

シーズン5 第8話「憎悪の家」(Uncle Simon)


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傲慢な科学者サイモン博士は姪のバーバラとともに暮らしていましたが、ある日階段から落ちて亡くなってしまいます。

おじさんにこき使われていたバーバラはおじさんが亡くなったことで、おじさんの遺産を全て相続できると喜んでいましたが、それには1つだけ条件がありました。

それはおじさんのやっていた実験を引き継ぐことでしたが、その実験はおじさんの作った人造人間と一緒に暮らすということでした。

バーバラの前に姿を見せた人造人間がロビー・ザ・ロボットです。

頭部の中身がロビーとは違っていましたが、それ以外はロビーでした。

ちなみに7話の終わりに次回の予告が流れますが、「クセのある登場人物に驚くでしょう」と予告されていました。

シーズン5 第31話 「最後の支配者」(The Brain Center at Whipple’s)


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工場内に機械を入れて自動化を押し進める社長は、従業員のことなど気にせずどんどん社員をクビにしていきます。

機械のおかげで会社の合理化は進みましたが、工場内にはほとんど人の気配が感じられないようになっていきました。

「人間よりも機械の方が価値がある」と考える社長は次々と新しい機械を入れますがやがて機械に取り憑かれてしまい、日に何度も機械点検を行うようになってしまいました。

そんな社長の姿を見た役員たちは、社長がノイローゼーになったとみなし彼をクビにします。

そしてその代わりに機械に社長を任せることになしました。

その社長がロビー・ザ・ロボットでした。

ロビーは物語の最後にしか登場しませんが、ロビーが社長室で仕事をしている姿が映っていました。

刑事コロンボ


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ロビー・ザ・ロボットはドラマ『刑事コロンボ』にも登場しています。

シーズン3の第6話「愛情の計算」で、人工頭脳学研究所にいるMM7という名前のロボットがロビーでした。

天才少年スティーブン・スペルバーグが作ったMM7はプログラムすれば何でもできるロボットで、チェスの相手やコロンボに頼まれて犬の散歩まで行っていました。

また犯人のアリバイ作りのために使用されてたのもMM7でした。

ちなみに『刑事コロンボ』に登場したMM7は上半身はロビー・ザ・ロボットと同じでしたが、下半身には車輪がついていてスムーズに動けるようになっていました。

ワンダーウーマン (ドラマ)


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ロビー・ザ・ロボットがドラマ版『ワンダーウーマン』に登場したのは、シーズン3の14話「大混乱! SF仮装コンテスト」です。

SF大会で開かれる仮装コンテストで司会を務めたのがロビー・ザ・ロボットでした。

ただしこのエピソードでは、仮装大会のために準備する人間が舞台裏でロビーを装着する姿も映っていました。

グレムリン


グレムリン(字幕版)

1984年に公開された映画『グレムリン』。

主人公の父親は発明家で、クリスマスイブの日に見本市に出かけます。

父親は見本市から家に電話をいれますが、電話する父親の前を人間に連れられたロビー・ザ・ロボットが横切っています。

父親の声に隠れていますが、歩きながら話しているロビー・ザ・ロボットの声も聞くことができます。

ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション


ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション (字幕版)

「ブルー・モンキー」というダイヤモンドを探しにラスベガスに向かった主人公たち。

彼らは途中で「エリア52」という場所に迷い込んでしまいますが、そこにいたのがロビー・ザ・ロボットでした。

ロビーは「ロビーと呼んで」と言いながら主人公たちの前に現れますが、この作品では本名はロビーではなく「ロバート」になっていました。

ロビーは政府の秘密基地で、研究員のアシスタントとして働いているようでした。

ちなみに、『グレムリン』も『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』もジョー・ダンテが監督を務めています。

どちらの作品にもロビーが登場していることから、ジョー・ダンテ監督はロビー・ザ・ロボットのファンだと思われます。

まとめ

映画『禁断の惑星』に登場したロビー・ザ・ロボットは、その姿から多くの人を魅了し愛されるキャラクターとなりました。

そして、その後たくさんの映画やドラマに登場していました。

『禁断の惑星』はSF映画に大きな影響を与えた作品だと言われていますが、ロビー・ザ・ロボットもその後のロボットやアンドロイドにたくさんの影響を与えていたのです。

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