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【映画カレンダー】この記事では日付にちなんだ映画を紹介しています。
クリスマスシーズンにちなんだ作品は、1人家に残されてしまった男の子が2人組の泥棒を撃退する映画『ホーム・アローン』です。
映画『ホーム・アローン』
タイトル | ホーム・アローン (Home Alone) |
監督 | クリス・コロンバス |
公開 | 1990年11月16日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 1時間43分 |
あらすじ
パリでクリスマスを過ごそうと飛行機に乗り込んだ15人の大家族。だが、飛行機の中で思い出した大事な忘れ物は…8歳のケビンだった!家に取り残されたケビンは、一人の自由を思う存分楽しんでいたが、そこに2人組の泥棒が現れて…?
(https://www.20thcenturystudios.jp/movies/home-alone)
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クリスマスシーズン
映画『ホーム・アローン』はクリスマス・シーズンを舞台にした作品で、ある家族がクリスマス休暇でフランスに遊びに行こうとしているところから物語が始まります。
しかし1人の男の子が家に残されてしまい、1人で留守番することになった少年はクリスマス休暇を狙った2人組の泥棒と戦うことになってしまいました。
泥棒が家に侵入したのはクリスマス・イブで、翌日のクリスマスには母親をはじめ家族が家に戻ってきます。
物語はクリスマス休暇中の出来事なので、クリスマスの映画として『ホーム・アローン』を取り上げました。
1980年代のヒット作を手がけた3人の映画人
映画『ホーム・アローン』は1980年代の映画を盛り上げた3人の天才が作り上げた作品です。
脚本:ジョン・ヒューズ
『ホーム・アローン』の脚本を手掛けたのはジョン・ヒューズ。
彼は1980年代を代表する青春コメディ映画をたくさん作った人でもあります。
・1984年「すてきな片想い」
・1985年「ブレックファスト・クラブ」
・1986年「フェリスはある朝突然に」
上記以外にもたくさん作品を手掛けていたジョン・ヒューズは、1980年だけで監督として8作品・脚本として16作品に携わっていました。
その彼が1989年の「おじさんに気をつけろ!」に出演したマコーレー・カルキンの才能に惚れ込み、彼を主役にしたクリスマス映画を作りたいと思い、それが『ホーム・アローン』となりました。
監督:クリス・コロンバス
多忙すぎるジョン・ヒューズは自分で『ホーム・アローン』を監督するのが難しく、彼は当時「自分の分身」と言われていたクリス・コロンバスを監督に選びました。
彼もまた1980年代を代表するコメディ作家の1人です。
・1984年「グレムリン」
・1985年「グーニーズ」
クリス・コロンバスが脚本を担当したこの2本の作品は、どちらも1980年代を代表する作品で今でも多くの人に愛されている映画です。
クリス・コロンバスの才能を見抜いていたジョン・ヒューズは、自分の代わりに彼に『ホーム・アローン』の監督をお願いします。
クリス・コロンバス監督は子供の扱いが上手かったらしく、彼の適切な指示によりマコーレー・カルキンの愛くるしい演技が誕生しました。
子供の扱いが上手いというのは、のちに監督することになる『ハリー・ポッターと賢者の石』や『ハリー・ポッターと秘密の部屋』からも感じることができます。
音楽:ジョン・ウィリアムズ
1980年代のコメディ映画の天才達が作った映画『ホーム・アローン』は、子供が主役の低予算映画でしたが、そこに素晴らしい音楽が加わります。
『ホーム・アローン』の音楽を担当したのは、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズです。
ジョン・ウィリアムズといえばアカデミー賞に50回以上ノミネートされ、5回受賞している偉人でもあります。
・1980年「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」
・1981年「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」
・1982年「E.T.」
・1983年「スター・ウォーズ エピソード6/ ジェダイの帰還」
・1984年「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
・1989年「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」
どれも音楽を聞けば映画を思い出すほどの名曲です。
そんな巨匠が作り出す音楽が加わったことで、ドタバタコメディ映画が温かい家族の物語になりました。
クリスマスの定番映画
『ホーム・アローン』の劇中にはクリスマスになるとアメリカで必ず放送されるクリスマスの定番映画が登場します。
・「三十四丁目の奇蹟」
・「素晴らしき哉、人生!」
・「グリンチのクリスマス」
どの作品もクリスマスの王道作品で、世代を超えて愛され続けている映画です。
そんな歴代のクリスマス映画に負けないくらい『ホーム・アローン』は大ヒットし、今では同じようにクリスマス映画の定番になりました。