映画『RONIN』あらすじと感想 銀のケースの中身はなんだったのか?


アメリカ・イギリス・ロシア・アイルランド・フランスそれぞれの国のスパイ達。主を失ってしまった浪人のように彼らもまた誰のために何のために働いているのか分からない状態の中、争いに巻き込まれていくのでした。

『RONIN』作品情報

タイトル RONIN(Ronin)
監督 ジョン・フランケンハイマー
公開 1999年5月29日
製作国 アメリカ
時間 2時間02分

Rotten Tomatoes

『RONIN』あらすじ


RONIN [Blu-ray]

各国の諜報機関をリストラされた5人の元スパイが、パリに集められた。

雇い主も目的も謎のまま、ニースのホテルにいるターゲットから銀色のケースを盗み出すのが、彼らの仕事だ。武器調達の局面で思わぬ襲撃にあうなどのアクシデントに見舞われながら、なんとかニースまで駒を進めた男たち。

しかし、チームのひとりに裏切り者が出現し、盗み出したケースは行方不明になる。

これを取り戻すべく、アメリカ人のサムと、フランス人のビンセントは、結託して動き出すが……。

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=85011)

 

誰がどこの組織?

出典:IMDb

激しいカーチェイスと銃撃戦の繰り返しで圧倒される映画『RONIN』。
各国のスパイだということは分かるのですが、誰がどこの国の何者なのか最初分かりづらいです。
最初から理解するために登場人物の組織を整理してみます。

 

・サム
主人公のロバート・デニーロ演じるサムは元CIAです。
実はテロリストを見つけ出すためこの任務に参加していました。

・ビンセント
フランスのツアーガイドのビンセント。
スパイ達の欲しいものを調達する係でもあります。
任務を通してサムとの友情を深めていきます。

・ディアドラ
雇い側の連絡係でもあるアイルランド人のディアドラ。
アイルランドの武装組織の一員でした

・グレゴール
元KGB。
銀のケースを奪い取ることが目的でこの任務に参加していました

・ラリー
どこの組織に属していたかは映画の中では語られていません。
ドライバーとして任務に参加しています

・スペンス
イギリスの特殊部隊に所属していたが実は嘘でした。
嘘がバレたあとはチームから首にされてしまいました。

 

この6人に対してディアドラに連絡をしているのがディアドラのボスであるシーマス。
シーマスが6人の雇い主銀のケースを奪う任務を命令しますが、彼はIRAの一員でテロリスとでした。

そしてロシア人のミキー。
彼は銀のケースを買おうとしていましたが、それを6人が奪う計画だったのです。
仲間を裏切ったグレゴリーは、奪った銀のケースをミキーに売ろうとします。

銀のケースの中身は何?

出典:IMDb

IRAもロシアも欲しがる銀のケース一体中身は何だったのでしょうか?

IRAは元スパイ達6人を雇い、男から銀のケースを奪う計画を立てます。
もともとこの銀のケースはロシア人のミキーに売られる予定でした。

元スパイ達は計画を立て男から銀のケースを奪いますが、グレゴリーが裏切り銀のケースを奪って逃げてしまいます。

グレゴリーを追いかける残りのスパイ達。
グレゴリーはミキーに銀のケースをうろるとしますが、シーマスとディアドラに捕まってしまいました。

それほどまでにしてみんなが欲しがった銀のケースの中身。
最初サムは何度も中身を聞きますが、ディアドラは答えません。

最後まで明らかにされなかった中身。
シーマスを殺害逮捕したサムは中身を見ているのでビンセントが中身をサムに聞きますが、サムは「忘れた」と答えるだけでした。

分からないまま物語は終わってしまうので気になってしまう人もいますが、このケースの中身は実は何でもよかったのです。
物語の中で重要なものではないのです。
ただ展開させるために必要だったものそれが銀のケースのだったのです。

銀のケースの中身にとらわれてしまうと物語を見失ってしまいますので、あまり気にせずに激しいアクションと、各国のスパイの戦いを楽しむのが1番です。

まとめ

赤穂浪士の「四十七士」からとられた『RONIN』。

それは主人を失ってしまった赤穂浪士達のように、国を離れたスパイ達の物語になってしました。

登場人物の詳しい説明がないまま物語は進むので、誰がどの立場か最初は分かりづらいかもせれません。

各国の組織の名前に詳しくない人は、整理してからみると物語が頭に入りやすいかもしれません。

また銀のケースにとらわれず、純粋に凄まじいカーチェイスを楽しんでください。

 

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