映画『ホーム・アローン』80年代青春コメディ映画の天才が作ったクリスマス映画

今ではクリスマス映画の定番となった『ホーム・アローン』は、80年代のコメディ映画の多くを作り上げた2人の天才によって作られた作品でした。さらにそこに映画音楽の巨匠が加わり、新たなクリスマス映画が誕生したのです。ここでは映画『ホーム・アローン』を作った天才達について調べてみました。

目次

『ホーム・アローン』作品情報


ホーム・アローン (字幕版)

タイトル ホーム・アローン (Home Alone)
監督 クリス・コロンバス
公開 1991年6月2日
製作国 アメリカ
時間 1時間43分

あらすじ

(引用:MIHOシネマ

青春コメディ映画の天才:ジョン・ヒューズ

映画『ホーム・アローン』の脚本を書き映画を製作したのは、青春コメディ映画の天才と言われるジョン・ヒューズです。

それまで学園ものや学生のコメディ映画を撮ってきたジョン・ヒューズの代表作には
[box class=”red_box” title=””]・すてきな片想い
・ブレックファスト・クラブ
・フェリスはある朝突然に[/box]などがあります。

どれも高校生生活をメインにした物語ですが、当時の高校生の実態をリアルに描いている作品として注目を集めました。

それ以外にもたくさんのコメディ映画の作品を作り続けたジョン・ヒューズは、1980年代だけでも映映画16本の脚本を書き8本監督を務めたコメディ映画の天才でした。

そんな彼が監督を務めた1989年の作品『おじさんに気をつけろ!』。

この映画に出演していたマコーレー・カルキンを見て、ジョン・ヒューズは彼を主演した映画を作りたいと思うようになります。

そしてその思いが映画『ホーム・アローン』に繋がったのでした。

 

監督:クリス・コロンバス

ジョン・ヒューズの書いた『ホーム・アローン』を監督することになったのは、当時ジョン・ヒューズの若い分身よ呼ばれていたクリス・コロンバスです。

スティーヴン・スピルバーグが設立した会社で脚本を書いていた彼は、ジョン・ヒューズと同じように80年代を代表するコメディ作家の1人です。

彼の代表作には
[box class=”red_box” title=””]・グレムリン(脚本)
・グーニーズ(脚本)[/box]どちらも80年代を代表するコメディ映画です。

ジョン・ヒューズは若手のコメディ作家クリス・コロンバスを監督に指名し、映画『ホーム・アローン』は作られることになったのでした。

ちなみに『ホーム・アローン』以降ファミリー映画を作り続けていたクリス・コロンバスは、2001年の『ハリー・ポッターと賢者の石』2002年の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で監督を務めています。

映画音楽の巨匠:ジョン・ウィリアムズ

80年代のコメディ映画の天才達が作った映画『ホーム・アローン』は、子供を主演とした低予算映画でしたが、そこに素晴らしい音楽が加わります。

『ホーム・アローン』で使われている音楽を作ったのは、巨匠ジョン・ウィリアムズです。

ジョン・ウィリアムズといえば
[box class=”red_box” title=””]・ジョーズ(アカデミー賞作曲賞受賞)
・スター・ウォーズ(アカデミー賞作曲賞受賞)
・未知との遭遇
・スーパーマン
レイダース/失われたアーク《聖櫃》
E.T.(アカデミー賞作曲賞受賞)[/box]など、数えきれないほどの映画音楽を手がけてきた巨匠でした。

監督のクリス・コロンバスがダメ元で送った撮影テープを見たジョン・ウィリアムズは、『ホーム・アローン』に参加することを引き受けてくれました。

彼の音楽が加わったことで、ドタバタコメディ映画が暖かい家族の物語になります。

ジョン・ウィリアムズの美しい音楽が、『ホーム・アローン』を愛されるクリスマス映画へと変えたのでした。

まとめ

コメディ映画の天才と映画音楽の巨匠が作り上げた映画『ホーム・アローン』。

低予算で子供主演の映画と公開前の評判はイマイチでしたが、公開されると世界中で大ヒットしその後クリスマスの定番映画となります。

子供から大人までみんなが楽しめる映画で、まさにクリスマスにぴったりの作品です。

天才達からのクリスマスプレゼント、それが映画『ホーム・アローン』です。

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参考資料:Netflix『ボクらを作った映画たち』

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