生まれた時に27回もの手術を受けたオギー。なんとか命を繋ぎ止めたオギーは、無事に成長しますが手術のために顔にたくさんの傷跡が残ってしまいます。その見た目から自宅学習をしていたオギーでしたが、ついに彼は学校に通うことに。オギーが初めて経験する外の世界。そこには色んなことが待っていたのです。
『ワンダー 君は太陽』作品情報
タイトル | ワンダー 君は太陽 (Wonder) |
監督 | スティーブン・チョボスキー |
公開 | 2018年6月15日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 1時間53分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
(引用:MIHOシネマ)
正しいことか親切なことを選ぶなら。。。
生まれた時に受けた27回にも及ぶ手術の影響で、オギーの顔には傷跡がたくさん残っていました。
オギーや家族はその見た目を気にして、今ままでは自宅学習で勉強してきました。
しかし5年生になるとき、ついにオギーは学校に通うことになります。
初めて経験する集団生活で、緊張を隠せないオギー。
そこはもちろん楽しいばかりの世界ではありません。
分かってはいたけど、でも露骨なオギーに対する嫌がらせが待っていました。
それでもオギーはなんとか踏ん張り学校に通い続けます。
そのオギーの行動がやがて周囲を変えることに。
5年生の最初のホームルームでブラウン先生は『正しいことか親切なことを選ぶなら、親切なことを!』という格言をみんなに教えます。
その格言を聞いた生徒達は、少しずつ自分なりの正しいことを選び始めました。
たまには間違えてしまうこともあるけれど、彼らは友人のために動き始めました。
それは仲間に嫌われることもあれば、時には戦うことになってしまいます。
傷つくこともあったけど、それでも「親切」を選んだ彼らはやがて1つの絆で結ばれ始めました。
オギーやオギーの同級生達は「親切なこと」を続けたことで、「大切なも」の手にしたのです。
太陽の周りの惑星
プルマン家にとってオギーは太陽。
オギーを中心に色んなことが回っています。
もちろんオギーの見た目もありますが、それだけでないものをオギーは持っていたのです。
だから姉のヴィアもオギー中心に回る家族を受け入れていました。
ヴィアの友人ミランダもオギーに夢中になります。
みんな彼の「力」に惹きつけられていたのです。
しかし家から一歩出た世界は、オギーにとっては大変な空間でした。
オギーのことを知らない人たちは、最初オギーをどうしても受け入れることができません。
しかし彼はその世界を自分の力で乗り越えます。
彼は本当の意味で「太陽」だったのです。
オギーの中にある「強さ」や「優しさ」が、周囲を動かしたのです。
それは彼の見た目に対する同情からではなく、彼自身が周りの人の心を動かす力を持っていたからです。
生まれた時からの色んな経験がオギーを強く逞しくしていました。
彼の明るさが周りの人たちを引きつけました。
彼はその見た目に関係なく、彼の魅力的な内面にみんな夢中になったのです。
そしてそれがみんなを動かしました。
彼は家族の中だけでなく学校の中でも太陽となったのです。
みんなの心の中に眠る「優しさ」を目覚めさせ、周囲を笑顔にするオギー。
それが彼の持っている力だったのです。
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]
まとめ
顔に傷跡がたくさんある少年オギー。
彼は外に出ることを避け家の中で暮らしてきましたが、初めて外の世界に踏み出しました。
外での経験は楽ではなかったけど。オギーは太陽となりみんなを動かします。
そしてオギーに惹きつけられた友人達が「親切なこと」と選んだ時、彼らはかけがえのない「友情」を手にしたのでした。