映画『アイ・アム・レジェンド』伝説となった男が捨てなかった自分の使命


癌を治すワクチンが、新たなウイルスを作り出してしまった世界。感染者は凶暴化し生き残った人間に襲いかかる世界になってしまいました。多くの人間が次々と姿を消す中、免疫を持った博士のネビルは最後まで血清を作ることに使命を燃やします。1人しかいなくなった世界でネビルは相棒のサムと生き残りをかけた戦いを繰り広げていたのでした。

『アイ・アム・レジェンド』作品情報


アイ・アム・レジェンド [Blu-ray]

タイトル アイ・アム・レジェンド(I Am Legend)
監督 フランシス・ローレンス
公開 2007年12月14日
製作国 アメリカ
時間 1時間41分

Rotten Tomatoes

あらすじ

ロバート・ネビルは優れた科学者だが、彼でさえ、その恐ろしいウイルスを食い止めるすべを知らなかった。

それは誰にも封じることができず、治すこともかなわず、しかも、人間が作り出したウイルスだった。なぜか免疫があったネビルは、荒れ果てたニューヨークで――あるいは世界で――ただ1人生き残っている。

この3年間、彼は毎日几帳面に無線でメッセージを流し続け、必死にほかの生存者を捜してきた。

だが、確かに彼は“1人”ではなかった。

ウイルスに侵され、変異した人間たちが闇に潜み、彼を見つめていたのだ。ネビルのあらゆる行動を監視し、彼が致命的なミスを犯すのを待っている。

(出典:https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=2341/)

感染者ダーク・シーカー

自然界に存在する病原に手を加えて癌の治療薬を作り出したクリピン博士。
10009人の癌患者に新薬を投与すると、10009人全員の体から癌が消えました。

癌を治すことができるとして期待された新薬でしたが、その3年後NYからは人が姿を消しNYは荒廃した街と姿を変えました。

原因はクリピン博士の作ったウイルス。
新薬を投与された人たちはやがて狂犬病のような症状が見られ、凶暴化してしまいました。
そして次々と人間を襲ってしまったのです。

そんなウイルスに感染してしまったダーク・シーカー
彼らはその名の通り暗闇で活動します。
紫外線に当たると死んでしまうため、彼らは陽が沈んでから行動するのです。

しかも餌は感染していない人間や動物。
ウイルスの免疫を持った人は人口の1%ほどいましたが、多くの人がダーク・シーカーに食べられて命を落としてしまいました。

さらにダーク・シーカーにはどうやら知能があるらしい。
ネビルは感染者が日中に飛び出したことで、生存本能が知能低下を引き起こしたと考えていましたが、そうでもないようです。

ネビルが研究のために罠を仕掛けダーク・シーカーを捕まえると、ダーク・シーカーは同じような罠でネビルを捕まえました。
彼らは明らかにネビルの手法を真似したのです。
これはダークシーカーに知能があると考えれらます。

彼らには学習能力があり、進化を遂げる生物なのかもしれません。

博士としての使命

軍の博士だったネビル。
彼はNYがウイルスの感染源だと知ると、NYに残り特効薬を見つけて感染を食い止めようとします。

それはネビルの心の中に「世界を救う」と言う信念があったからでした。

その信念はたった1人になった世界でも消えていません。
地下室でネズミや感染者を使った研究を進め、血清を作り出そうとしていました。

博士としての使命。
父親として夫として妻と娘を助けられなかったネビルは、何としても血清を作り彼女達に償いをしたかったのです。

厳重な警備の中で相棒のサムと暮らしていたネビルでしたが、サムを失ってしまうとついに彼の心が壊れてしまいました。
自暴自棄になり感染者の中に自ら突っ込むほどでした。

しかし助かったサムは、もう一度博士としての使命を取り戻します。
それは娘が思い出させてくれたものでした。

血清をアナとイーサン親子に託すと、アナ達を守るために自らの命を差し出しました。
彼は自分の命を引き換えに世界を救おうとしたのです。

そしてそのネビルの想いはアナによってきちんと届けられ、ネビルは人類を救うこができました。
それは「世界を救う」と思い続けた男が、伝説となった瞬間だったのです。

まとめ

たった1人になっても最後まで自分の使命を全うしようとした男の物語、映画『アイ・アム・レジェンド』。

そこには「世界を救う」ためにダーク・シーカーと戦った男の姿が描かれていました。

孤独を必死に耐えて、ダーク・シーカーさえも救おうとした男ネビル。

彼は最後に伝説になったのでした。