映画『クラウド アトラス』あなたは前世を信じますか?


6つの物語が織りなす『クラウドアトラス』。それは人類の繋がりを教えてくれる物語です。時代も人種も性別も超えて繋がり続ける人類。「ほうき星」で繋がる過去と現在と未来。それはカルマや前世の意味を教えてくれる物語にもなっていました。私たちがあるのは過去の人たちのおかげで、そして未来を作るのは私たちなのです。

『クラウド アトラス』作品情報


クラウド アトラス [Blu-ray]

タイトル クラウド アトラス(Cloud Atlas)
監督 ラナ・ウォシャウスキー/トム・ティクヴァ/アンディ・ウォシャウスキー
公開 2013年3月15日
製作国 ドイツ/アメリカ
時間 2時間52分

Rotten Tomatoes

あらすじ

主人公は、6つの時代と場所で、6つの人生を生きる男。

その人生は悪人で始まるが、様々な数奇な経験を経て、ついには世界を救うまでに魂が成長していく男の物語だ。

(出典:https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=3791/)

ほうき星の繋がり

あなたは前世を信じますか?

『クラウドアトラス』の中ではそんな人類の繋がりを、ほうき星が示してくれていました。

1849年太平洋諸島。
アメリカ人弁護士のアダム・ユーイング
奴隷貿易の仕事に携わる彼の胸には「ほうき星」のあざがありました。

1936年ケンブリッジ
音楽家として活躍することを夢見ているロバート・フロビシャー
大作曲家のエアズのもとで働く彼の背中には「ほうき星」のあざが。

1973年サンフランシスコ
芸能記者として働くルイサ・レイ
有名な父親の後を継いで記者となった彼女の肩には「ほうき星」が。

2012年ロンドン
編集者として働くティモシー・カベンディッシュ
借金まみれの生活を送る彼の足首には「ほうき星」が。

2144年ネオ・ソウル
給仕用のクローンとして作られたソンミ451
管理された世界の中で朝から夜までウゥイトレストして働く彼女の首には「ほうき星」が。

崩壊後 106度目の冬
森の中で暮らすザッカリー
忍び寄ってくる心の悪魔と戦う彼の頭には「ほうき星」が。

全ての時代に「ほうき星」の字を持った人物が。
彼らは性別も職業も人種も違います。
ソンミはクローンとして作られた人間でした。

そんなバラバラな彼らですが、彼らを繋がりは「ほうき星」です。

私たちは何度も生まれ変わり色んな時代を生きているのです。
過去から生まれ変わり今の私があり、そしてまた未来で生まれ変わる。

死は次の扉を開くこと。

決して終わりではなく魂は永遠と続くのです。

時空を超えて繋がる力

バラバラの6つの時代を繋ぐもの。
それは「ほうき星」以外にもあります。

1849年太平洋諸島。
ユーイングは自分に起きた出来事を「アダム・ユーイングの太平洋航海記」として残しました。

1936年ケンブリッジ。
作曲家を目指すローバートはエアズの屋敷で「アダム・ユーイングの太平洋航海記」を読みました。
そして彼は恋人であるシックススミスに手紙を書き続けました。
やがてローバートは「クラウドアトラスの六重奏」という曲を作ります。

1973年サンフランシスコ
記者のルイサ・レイはたまたまエレベーターの中でシックススミスと出会います
彼が死んだ後、彼女は彼が大切にしていたロバートからの手紙を見つけます。
手紙の内容からロバートの作った曲を探したルイサは、レコード店で「クラウドアトラスの六重奏」を耳にしました。

この時、彼女は「聞いたことがある」と口にしますが、彼女はロバートの生まれ変わりなので、潜在意識の中でこの曲があったのかもしれません。

彼女はシックススミスが伝えたかった事件を調べ始めます。
この時同じアパートに住む子供ハビエルが、事件の謎解きを助けてくれました。

2012年ロンドン
編集者のティモシー・カンベディッシュは、借金取りから逃げるために兄の隠れ家に向かいます。
その隠れ家に向かう途中で新人作家が送ってきた原稿を読んでいました。
その原稿はハビエル・ゴメスが書いた「ルイサ・レイの事件」と言う物語でした。

隠れ家についたティモシーは、そこが老人ホームだと知ります。
そして彼は兄によって施設に閉じ込められてしまいました。

しかし、仲間とともに施設から逃げ出します。
その後、彼は施設で経験したことを本にします。
そしてその本は後に映画化されたのでした。

2144年ネオ・ソウル。
クローンのソンミ451は人間の世界を全く知りませんでした。
革命家によって助けられた彼女が触れた人間の世界。
彼女はそこで映画を見ます。
それは「カンベディッシュの大災難」と言う映画でした。

やがて革命家となったソンミ451は、死ぬ前に自分の言葉を残します。

崩壊後 106度目の冬
森の中で暮らすザッカリー。
彼の信仰するものそれは「ソンミ」でした。
ソンミ451の言葉は聖書となっていました。

そんなザッカリーは荒廃する地球から逃げるために、メロニムとともに宇宙に助けを求めます。

後に彼はその時の体験を孫達に話すのでした。

過去の人たちの経験は物語や音楽や映画や言葉となり、未来につながっています。
そしてそれは今後もずっと繰り返されるのです。

時にはそれは未来の大きな力になります。
そしてそれは新たな方向性を作り出しているのです。

全ての罪や善意が未来を作る

私たちの人生や選択そのものが未来を作り上げているのです。

まとめ

人類の繋がりを描いた映画『クラウドアトラス』。

私たちの誕生前から死後も消えることのない時空を変える力。

それは全て私たちの今の行いにかかっているのです。

そして私たちは人種も性別も時空も超えてつながっているのです。