映画『マトリックス レボリューションズ』人類とマシーンが選んだその答えは?

ついに『マトリックス』シーリーズ完結編となる『マトリックス レボリューションズ』。救世主ネオはザイオンを人類を救うために自らマシーン都市へと向かいました。ネオはそこで一体何をするつもりなのか?ネオがAIと人類の戦いを終わらせるために選んだ選択とは。そしてその先に待っていたものは?

目次

『マトリックス レボリューションズ』作品情報


マトリックス レボリューションズ [Blu-ray]

タイトル マトリックス レボリューションズ(The Matrix Revolutions)
監督 ラリー・ウォシャウスキー/アンディ・ウォシャウスキー
公開 2003年11月5日
製作国 アメリカ
時間 2時間9分

Rotten Tomatoes

あらすじ

(引用:MIHOシネマ

マトリックスとマシーンの間の世界

前作のラストで昏睡状態に陥ったネオ。
彼がいたのはマトリックスとマシーンの境界にある世界でした。

そこは前作にも登場したメロヴィンジアンが牛耳る世界です。

メロヴィンジアンはもちろんプログラム。
彼は情報取引を行っているプログラムでした。

その彼が信じるのは因果関係のみ。
そして力を持つ者と持たぬ者だけと言う考えの彼は、力を持つ者になろうとしています。

その彼が望んだのは預言者の能力です。
それさえあれば彼は真の力のある者になれると思っていたからでした。

預言者の代わりにネオを渡すと言う取引をメロヴィンジアンは持ちかけますが、あっさりトリニティに隙を突かれてしまいました。

結局彼はトリニティに「命」と「ネオ」の取引を求められ、ネオを元の世界に戻したのでした。

エグザイル

AIの支配するプログラムから追放されてしまったスミス。
本来ならば彼は削除されるはずでしたが、マトリックスの世界に隠れ流浪者(エクザイル)となりました。

さらにネオとの戦いでコピー能力を身につけたスミス。
彼は全ての世界を支配しようと企んでいました。

それは人類もAIも含む全ての世界です。

ネオは人類を守るために、平和な世界を作るためにスミスとの戦いを選択しました。
預言者の言う「あなたはすでに決めている」と言うことです。

ネオがマトリックス内でスミスに再会する前、スミスは預言者をコピーします。
きっと預言者はこのことも預言していたはずです。

ネオもまたスミスにコピーされてしまいますが、彼は内側からスミスを破壊したのです。

スミスが破壊された後には、預言者の姿がありました。
彼女は完全にスミスにコピーされていなかったのです。

彼女もまたスミスを内側から破壊しようとして、ネオがくることを待っていたのでした。

預言者の協力もありネオはスミスを倒すことができました。
しかしそれは自らの死を意味することでもあります。

スミスはもう1つのネオと預言者入っています。
バランスを保つために誕生したネオの負を持つ者プログラムなのです。

スミスを倒しバランスを保つために、ネオ自身も死ぬしかなかったのでした。

AIと人類

ネオはAIとの戦いを止めるために、マシーン・シーティに向かいました。
そこで、マシーン・シーティを支配するプログラムと対面します。

そしてネオは自分がスミスを倒す代わりに、「平和」を求めました。
もう1人の自分であるスミスを倒すことができるのはネオだけです。

彼は自分と引き換えに「平和」を選択しました。

AIに接続されてマトリックス内に入ったネオ。
彼はそこでスミスと戦うことになったのでした。

ネオのおかげでAIは人類への攻撃をやめました。

そしてザイオンにもマトリックスにも平和が訪れました。

平和になった世界で預言者はアーキテクトに、「他の人はどうするの?」と聞きます。
アーキテクトは「望めば解放する」と答えました。

それは人類がマトリックス内から出ることを望めば、彼らを解放すると言うことです。

AIは人類の電気によって生きています。
また人類も機械がなくては生きていけません。

人類とAIは共存することを選んだのでした。

まとめ

『マトリックス レボリューションズ』でついに終わりを迎えた『マトリックス』シリーズ。

複雑で難解な内容でもありましたが、近未来人類はAIと共存している世界を生きていました。

しかしやがてAIに支配されるようになった人類。

その世界で救世主となり自らの命と引き換えに、平和な世界を作ったのがネオだったのです。

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