『ザ・シンプソンズ』シーズン4第8話に登場した映画の小ネタ解説


アメリカの長寿アニメ番組『ザ・シンプソンズ』』。30年以上続くこの番組は、その時にアメリカで起きていることや流行りの映画やテレビなどのネタがたくさん隠されたアニメです。今回はシーズン4第8話「バートの片思い」に登場した映画ネタを解説していきます。

『ザ・シンプソンズ』シーズン4第8話「バートの片思い」


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バートは隣に引っ越してきたであるローラに恋をする

しかしローラに彼氏ができてしまう、しかも相手はバートをいじめるジンボ・ジョーンズだった。

バートはなんとかしてジンボとローラが仲良くなるのを阻止しようと計画する。

一方、ホーマーはシーフードレストランの食べ放題に行くが、食べ過ぎで追い出されてしまう。

怒ったホーマーはレストランを訴えるのだった。

映画ネタ

ネバーエンディング・ストーリー

シーフードレストランを追い出された、ホーマーはレストランを訴えることにします。
ホーマーはこの時、弁護士を雇うのですが弁護士は「ネバーエンディング・ストーリー以来の派手な訴訟になる」と言って張り切ります。

1980年代のファンタージー映画を代表する『ネバーエンディング・ストーリー』は、実は本当に裁判を起こしていました。

『ネバーエンディング・ストーリー』の原作者であるミヒャエル・エンデが、映画のラストシーンに納得できずに訴訟を起こしていました。
残念ながらミヒャエル・エンデは裁判に負けてしまいますが。

『ネバーエンディング・ストーリー』がアメリカで公開されたのは1990年。
『ザ・シンプソンズ』シーズン4第8話は1992年に放送されました。

放送前に起きていたネタをセリフとして取り入れたシーンが、『ネバーエンディング・ストーリー』以来の派手な訴訟というセリフに繋がっていました。

ポーキーズ

1982年公開の『ポーキーズ 』。
こちらは1980年代を代表するおばか青春映画です。

この映画の中でいじられキャラのピーウィーが、自分に嫌がらせをした女の子ウェンディに仕返しをするシーンがあります。

それがウエンディがバイトするお店に電話をかけて、お客さんを呼び出してもらうという仕返しでした。
この時ピーウィーはいやらしい名前を告げて、何も知らないウェンディがその名前を店内で叫ぶというシーンになっていました。

このシーンをバートが「バートの片思い」の中でやっています。
モーのバーにいたずら電話をかけ、モーにいやらし言葉を叫ばせていました

三十四丁目の奇跡

シーフードレストランを訴えたホーマーは、裁判を行うことになります。

その裁判所のシーンで「ホーマーが食べたエビの量を見せます」と言って、証拠を法廷に運び込ませます。

そして裁判官の前に出して見せたのは、1万8千通のサンタへの手紙でした。

それを見た弁護士は「住民対サンタの訴訟ならお隣ですよ」と言います。

このシーンは実は映画『三十四丁目の奇跡』の中で描かれているシーンなのです。
サンタクロースが本物がどうかという裁判が行われている中、サンタクロース宛にたくさんの手紙が届きそれを法廷内に運び込むというシーンがあります。

そのシーンのパロディがこのホーマーの法廷のシーンでした。

まとめ

今回も映画の小ネタやアメリカで話題になっていたことが詰まっていた『ザ・シンプソンズ』シーズン4第8話。

小ネタを知らずに見ても面白ですが、小ネタを知って見るともっと面白くなるのが『ザ・シンプソンズ』です。

今回は『ポーキーズ 』『三十四丁目の奇跡』あたりを見ておくと、さらに面白さを感じることができると思います。