映画『虹を掴む男 』空想好きの男が最後に掴んだものは?


空想癖の主人公ウォルターが殺人事件に巻き込まれてしまう。現実と空想の中を行き来するウォルターは少しずつ事件の真相に近づいていくのだが。。。果たしてどこまでが空想でどこからが現実なのか?そして最後にウォルターが手にしたものは何だったのか?

『虹を掴む男 』作品情報


虹を掴む男 [DVD]

タイトル 虹を掴む男(The Secret Life of Walter Mitty)
監督 ノーマン・Z・マクロード
公開 1950年10月30日
製作国 アメリカ
時間 1時間50分

Rotten Tomatoes

あらすじ

ピアース出版会社の校正係を勤めるウォルター・ミティは小心翼々たる平凡なサラリーマンだが、人なみはずれた白昼夢の持ち主であった。

出勤の途中、石鹸の広告を見ている中に暴風雨の中を航海する帆船の船長として活躍する夢を描いて交通事故を起こしそうになったり、編集会議で社長が病院ロマンス雑誌の企画を発表すると、天下の名国手として至難な手術をなしとげる自分を夢見て、社長に叱言を喰うというような毎日をおくっていた。

(出典:https://eiga.com/movie/47532/)

空想癖の男ウォルター

小説を出版するピアース出版社に勤めるウォルターは、小心者でいつも母親や上司に怒られてばかりの行けてない男です。

いつもビクビクした日々を過ごしているので、余計にミスばかりしてしまいます。

そんな彼が唯一英雄となれるのが空想の中だけでした。
ウォルターは空想の中で

・船長
・外科医
・空軍のパイロット
・ギャンブラー
・デザイナー
・ガンマン

になり、みんなに注目されています。

しかし現実のウォルターは空想とは大違いです。

彼は空想の中でだけしか、活躍できません。

婚約者にも愛想を尽かされそうな状態になっていました。

そんなウォルターがある日、殺人事件に巻き込まれてしまいます。
ウォルターがいつも夢見る空想のような事件。

臆病者のウォルターは事件に巻き込まれたくないのですが、なぜだが事件の中心人物になってしまいます。

ウォルターは空想の中のような英雄にはなかなかなれませんが、それでも自分のできる範囲で少しずつ事件を解決し運命の女性を助けようとし始めます。

この事件もウォルターの空想だったのかと思うような展開が待っていますが、最後に彼はそれまでの自分の人生と決別する勇気を手にしていました。

『虹を掴む男 』は空想癖の男の成長物語でもありました。

ウォルターが手にしたもの

いつもミスばかりで母親・上司・恋人にも心配ばかりされているウォルター。

しかし彼が選んだ仕事は正解でした。
ウォルターはいつも空想ばかり見ています。

同僚から「ドリームボーイ」と呼ばれているほどです。

そんなウォルターは小説を出版している出版社に勤めています。
彼の空想癖が思う存分活かせる仕事のはずです。

彼が何気なく言った一言をいつも社長は聞いていて、それを自分の手柄のようにして発表します。
社長にアイデアを毎回盗まれてしまいますが、それだけウォルターのアイデアは素晴らしいということです。

それはきっと彼の想像力のおかげです。
ウォルターは自分の能力にあった仕事を選んでいたのです。

しかしいつも上司には怒られてなかりで、母親にはこき使われてばかりいます。

自信のないウォルターはそんな彼らの言いなりでした。
そんなウォルターが殺人事件に巻き込まれ、少しずつ勇気を手に入れていきます。

そして最後に「人のいいなりになる」ことをやめました。

人のいいウォルターはいつもみんなに利用されていただけです。
周囲が自分のことばかりしか考えていないことに対して、やっと反論することが出来たのです。

それは殺人事件を解決し大切な人を助けたことで、ウォルターが勇気を手に入れてからでした。

彼は最後に「編集長」と「美女」を手にします。

しかし彼が本当に手に入れたのは、「勇気」だったのです。

まとめ

小心者で空想好きの男が勇気を手に入れるまでの物語『虹を掴む男 』。

もしかして殺人事件も空想?と思ってしまいますが、ウォルターは勇気を手に入れました。

そしてこれからは人の言いなりではなく、自分の人生を歩んでいくのでしょう。