映画『グランドピアノ 狙われた黒鍵』天才ピアニストが命をかけたものそれは…


「音符を1つでもミスしたらお前を殺す」そんなメッセージが楽譜に書かれていた。ただでさえ5年前のミスにより舞台恐怖症となっているトム。彼はミスしてしまうと愛する妻もまた殺されてしまう。果たしてトムは無事にミスすることなく曲を引き終わることができるのだろうか?トムの命がけの演奏の始まりです。

『グランドピアノ 狙われた黒鍵』作品情報


グランドピアノ ~狙われた黒鍵~ [Blu-ray]

タイトル グランドピアノ 狙われた黒鍵(Grand Piano)
監督 エウヘニオ・ミラ
公開 2014年3月8日
製作国 スペイン
時間 1時間30分

Rotten Tomatoes

あらすじ

若き天才ピアニストのトム・セルズニック。

あるトラウマを乗り越え、恩師パトリック・ゴーダルーの追悼コンサートで5年ぶりのステージに立つことに。

そこに用意されていたのは、恩師が遺した最高級のグランドピアノ。

ところが、トムは演奏を始めると、譜面に書かれた“1音でも間違えるとお前を殺す”という謎のメッセージに気づく。

しかもそれは冗談などではなく、姿なきスナイパーの照準はしっかりとトムを捉えていた。動揺しながらも演奏を続け、やがて犯人に命じられるまま『ラ・シンケッテ』に挑むトム。

しかしその曲は、パトリックとトム以外に演奏できる者はいないと言われ、彼のトラウマの原因ともなった難曲中の難曲だった。

(出典:https://www.allcinema.net/cinema/348008)

命がけの演奏の始まり

5年ぶりにステージに戻ってきた天才ピアニストのトム。
実は5年前にミスしたことでステージから遠ざかっていました。

そんな彼は妻の用意したステージということと、恩師であるパトリックの追悼の演奏会ということでステージに戻ってきます。

しかし移動中の飛行機の中から、トムの心を憂鬱な状態でした。
演奏会が中止になればいいと願っていたトムでしたが、そんな願いは叶わずついに演奏が始まります。

緊張するトムの唯一の味方は指揮者のノーマンだけでした。

今回は5年前にミスした難解と言われる曲「ラ・シンケッテ」を引く予定はありません。
しかし直前でスタッフが手渡してきた楽譜には、「ラ・シンケッテ」も入っていました。

トムは「ラ・シンケッテ」の楽譜を捨ててステージの上がります。

そして5年ぶりに演奏が始まったのでした。

しかし楽譜の様子がいつもと違います。
見慣れない矢印のマークが。

さらに楽譜をめくるとそこには、「音符を1つでもミスしたらお前を殺す」と書かれていました。

そしてそこからトムの命がけの演奏が始まったのです。

トムだけでなく間違えれば妻のエマも殺されてしまいます。

トムは間違えないように演奏しながら、会場にいる友人に助けを求めたりまた妻を守る方法はないかと頭をフル稼働させました。

そしていよいよ「ラ・シンケッテ」の始まりです。

トムは意を決して「ラ・シンケッテ」を演奏し始めたのでした。

犯人の目的(ネタバレ注意)

ここからはなぜ犯人がトムに「間違えるな」と支持したのか、その答えが書かれています。

ネタバレになりますので、閲覧に注意いてください。

トムの恩師パトリック。
トムにとっては恩師ですが奇人とも呼ばれた人でした。

パトリックは1年前に亡くなりますが、彼には莫大な財産が残されていると言われていました。
しかしそれはあくまで噂レベルでした。

しかし実はそれは事実だったのです。

犯人の男はプロの錠前師でした。
彼はパトリックと一緒に財産が隠してある金庫の鍵を、ピアノの中に仕込んだのです。

鍵を取り出す条件はただ1つ。
「ラ・シンケッテ」を間違わずに弾くことでした。

「ラ・シンケッテ」を弾けると言われているのは、世の中に2人だけ。
パトリックとトムだけです。

パトリック亡き今、鍵を取り出せるかどうかはトムにかかっていました。

しかしもちろんトムはそんなことは知りません。
彼にとってはトラウマになった曲でもある「ラ・シンケッテ」。

彼は曲を弾くことよりも妻の命を守ることを優先しました。

そして全てが終わった時、初めてトムは「ラ・シンケッテ」を最後まで弾くことができたのです。

弾き終わり満足したトムは、パトリックが残したものを受け取ることになったのでした。

まとめ

天才ピアニストは「ラ・シンケッテ」を弾くことができるのか?

そして犯人の目的は何なのか?誰なのか?

そんな謎解きから始まったミステリー映画『グランドピアノ 狙われた黒鍵』。

主人公のトムはピアノよりも謎解きよりも、何よりも妻を守ることに全てをかけました。

彼にとっては音楽よりも妻が1番だったのかもしれません。

しかしそのおかげで彼は恩師が残したものを、手にすることが出来たのでした。