いつか幸せになることができると思いながら、絶望ばかりを味わっている1人の女性ジョイ。彼女は両親や周囲の人間に翻弄されて、いつも思い通りの人生を歩むことができませんでした。しかし、諦めずに自分の夢にもう一度挑戦したジョイは、その後何度も絶望が彼女を襲っても踏ん張り続けました。そしてそんなジョイについに大逆転が起きたのです。
『ジョイ』作品情報
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タイトル | ジョイ(Joy) |
監督 | デヴィッド・O・ラッセル |
公開 | 2015年12月25日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間4分 |
Rotten Tomatoes
あらすじ
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子供の頃からモノづくりが大好きだったジョイは成長してシングルマザーとなり、祖母と母と同居して2人の子供の面倒をみながら貧しく冴えない日々を送っていた。
そんなある日、割れたグラスを掃除したモップを絞っていて手を切ったことから、触らずに絞れるモップを発明しようと思いつく。
父の恋人に投資を頼み、彼の経営する工場でモップを作り上げるがまったく売れない。
そんな折、元夫のつながりでショッピングチャンネルQVCのニールと知り合った彼女は、モップを番組で紹介してもらえることになったが……。
(出典:http://www.foxjapan.com/joy)
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QVC
ジョイがモップを売ることに成功したのが、通販番組チャンネルQVCのおかげでした。
QVCは24時間ずっと商品を紹介し続けているチャンネルです。
1986年にアメリカで創業したQVCは、2020年現在では世界6カ国に通販チャンネルを持っています。
その1つは日本で、QVCジャパンとしてCSやBSなどで放送されています。
アメリカの本社はペンシルベニア州ウェストチェスターにあり、映画の中ではジョイがQVCに向かう途中アーミッシュに人たちとすれ違う様子が描かれていました。
そんなQVCでモップを売ることに成功させたジョイ。
彼女は1992年にQVCで彼女自身が作ったミラクルモップを販売しました。
そしてそれがやがて彼女の人生を大きく変えることになりました。
もちろんそのミラクルモップは現在でも売られています。
現在の商品は当時よりも改良が重ねれられていて、アメリカではAmazonなどの大手通販サイトでも購入できるようになています。
ジョイ・マンガーノ
『ジョイ』の主人公でどん底の人生から億万長者になったのが、ジョイ・マンガーノです。
彼女はミラクルモップの発明で人生を大きく変えることになりました。
映画のラストでその後彼女が100件もの特許をとったと説明されていますが、彼女は発明家として多くの商品の特許を取得しました。
中でも1番売れたのは、同じく映画のラストで薄型の便利ハンガーと説明されていた収納ハンガーは3億本以上売れた商品です。
この他にもたくさんのベストセラー商品を作り出しました。
彼女はQVCだけでなくQVCのライバルであるHSN(ホームショッピングネットワーク)でも商品を販売しました。
便利ハンガーはHSNでベストセラー商品となっています。
その後もジョイはHSNに定期的に登場し主婦のアイディア商品を次々と販売したのでした。
人生のどん底にいた1人の主婦の成功物語。
『ジョイ』は映画ですが、彼女の人生はフィクションではありません。
彼女はどん底から這い上がった成功者でした。
彼女の成功は多くの人に夢を与えることにもなったのです。
まとめ
1人の主婦の成功を描いた映画『ジョイ』。
それは人生のどん底にいた女性が、自らのアイディアで成功を掴み取る姿が描かれていました。
決して楽ではなかった成功への道。
それでも彼女の成功は様々な人に希望と夢を与えてくれることになったのでした。
名前の通り彼女は「喜び」を勝ち取ったのでした。