映画『ハンニバル』10年後のハンニバルとクラリスの関係はどうなったのか?


衝撃のラストシーンに驚いた人も多かった『ハンニバル』。前作の羊たちの沈黙から10年経ったその後の物語です。逃亡し続けるハンニバルを追いかけることになったクラリス。2人の間の信頼はいつしか違うものになり始めていました。

『ハンニバル』作品情報


ハンニバル [Blu-ray]

タイトル ハンニバル(Hannibal)
監督 リドリー・スコット
公開 2001年4月7日
製作国 アメリカ/イギリス
時間 2時間11分

Rotten Tomatoes

あらすじ

あの惨劇から10年、レクター博士からクラリスに1通の手紙が届く。

そこには“クラリス、いまも羊たちの悲鳴が聞こえるか教えたまえ”と記されていた……。

(出典:https://www.allcinema.net/cinema/161563)

ハンニバルとクラリスの関係

前作で信頼関係を気づいたハンニバル・レクターとクラリス・スターリング。
10年間の間に2人の関係は変わりつつありました。
会えない現実が2人の気持ちに変化をもたらせていたのかもしれません。

ハンニバル・レクター


Royal Bobbles ハンニバルレクター

クラリスへの想いは信頼から愛情へとハンニバルの気持ちは変わりつつありました。
もともとクラリスのことを愛していたのかもしれませんが、『ハンニバル』ではその思いが強くなりハンニバルを突き動かします。

FBIで酷い仕打ちをけるクラリスに同情し、彼女を助けたいと思います。
さらには自分を狙っている人物がいるのに、あえてクラリスに会おいうとまでしました。

10年間静かに暮らしていたハンニバルを動かしたのは、紛れもなくクラリスでした。

フィレンツェでオペラを見たハンニバル。
刑事の妻に「初めてあった女性を強く愛せるものですか?」と聞かれた時、彼は「日々彼女への飢えを感じ、彼女を見ることが魂の栄養となるのです」と答えていました。
これはハンニバルのクラリスへの想いだったのかもしれません。

クラリス・スターリング

一方、クラリスはハンニバルへの信頼は、父を想うような気持ちに変わっていました。

『羊たちの沈黙』で描かれているように、彼女は幼い頃に父親をなくしています。
ハンニバルに対してクラリスは自分の父親を重ねていたのです。
自分を助けてくれる父親。
彼女はハンニバルに対してそんな想いを抱いていました。

彼女もまた「ハンニバルのことを1日も考えないことはない」と話しています。

FBI捜査官として彼を逮捕したいという想いと同時に、父親であるハンニバルの近くにいたいという気持ちが強かったのかもしれません。

クラリスの彼を追う立場としての気持ちも、また彼を想う個人的な気持ちもどちらも「ハンニバルを独占していたい」と考えているように見えました。

4番目の被害者

クラリス以外にもう1人ハンニバルに強い想いを抱いているのが、メイスン・ヴァージャーです。

彼はハンニバルの4番目の被害者で唯一の生き残りでもありました。

彼の想いはたった1つ。
ハンニバルへの復讐です。

そのためなら手段を選びません。
クラリスを利用しFBIを利用し、さらにお金を使ってハンニバルに賞金をかけていたのでした。

ハンニバルが行ったように彼への復讐をしようと考えていたヴァージャーでしたが、クラリスによってそれは妨害されてしまいました。

まとめ

10年ぶりに再会したハンニバルとクラリス。
その間、信頼関係で結ばれていた2人の関係は変化をみせていました。

お互いへの想いを募らせながら最後に再会を果たした2人でしたが、そのラストシーンは別のことで衝撃的なシーンにもなっていました。

ハンニバルとクラリスはお互い毎日相手のことを考える存在で、それはこの先も変わらないでしょう。