映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』女をなめるなよ!


ハーレイ・クイン単独の映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』。ジョーカーに依存していたハーレイ・クインが彼と別れたところから物語は始まります。ひょんなことからハーレイ・クインとともに戦うことになった女性たち。男性からバカにされていた女性達の復讐の始まりです。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』作品情報

タイトル ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn))
監督 キャシー・ヤン
公開 2020年3月20日
製作国 アメリカ
時間 1時間49分

Rotten Tomatoes

あらすじ

悪のカリスマ=ジョーカーと別れたことがゴッサム中に知れ渡り、たちまちあらゆる悪党どもから命を狙われる立場となってしまったハーレイ・クイン。

そんな彼女が、ひょんなことから謎のダイヤを盗んだ少女カサンドラを守るために立ち上がる。

相手は悪の世界を牛耳る残忍な極悪野郎ブラックマスク。

ハーレイ・クインは、ハントレスやブラックキャナリー、レニー・モントーヤら自由を求めて覚醒した女性たちとチームを結成し、ブラックマスクとの壮絶な戦いに身を投じていくのだったが…。

(出典:https://www.allcinema.net/cinema/369976)

BIRDS OF PREY

邦題にも入っている「BIRDS OF PREY」とはどう意味でしょうか?
これは猛禽類という意味です。

猛禽類とは鋭い爪や口ばしを持って、昆虫や哺乳類や鳥類を捕食する鳥の総称です。

そんな意味を持つ名前をつけたのが、ハレーイ・クイン以外の3人の女性のチーム名です。

男性から「小鳥ちゃん」と呼ばれたり、自分の手柄を男性に横取りされていた女性たち。
そんな女性たちの心の声がチーム名になっているのです。

いつも男性にバカにされていた彼女達が、「自分たちは弱くない」というメッセージのようにも感じる名前です。

暴力を受けたりセクハラさせたりするような女性差別を受けていなくても、彼女達は言葉や行動で差別を受けていました。
しかもそれは日常的に行われていて、行っている男性側には全く悪意はありません。
男性達は差別していることにも気がついていないのです。

「女性を弱いものと決めつけ、いつしかバカにするのが当たり前になっている」そんな日常に対する怒りが、「BIRDS OF PREY」でもあったのです。

依存からの脱却

ハーレイ・クインがジョーカーと別れたところから映画の物語が始まります。
ジョーカーと別れたことを周囲には伝えなかったり、なかなかジョーカーを忘れられないのがハーレイ・クインの実態でした。

忘れようとしても忘れられない存在のジョーカー。
彼女はいつしかジョーカーに依存していました。

ジョーカーのために尽くし、ジョーカーにどんなひどい扱いをされても彼のために動いてきたハーレイ・クインは気がつかないうちにジョーカー無しでは生きられなくなってしまっていました。

ジョーカーを忘れようとしても忘れられずに泣いてばかいて、お酒を飲みまくっていたハーレイ・クイン。
そんな彼女はジーカーを忘れるために、思い出を爆破しました。
そしてその時が彼女が覚醒した時で、ジョーカーの依存から脱却した時でした。

そんなハーレイ・クインの元に集まった強い女性達。
男性にバカにされていた現状から彼女達も覚醒します。

そして彼女達は向かってくる男性達と対等に向き合い、次々と彼らを倒していったのでした。

まとめ

男性社会の中で、男子のマスコットとして暮らしていたハーレイ・クインをはじめとする女性達。

そんな女性達の覚醒と生まれ変わりを描いたのが、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』でした。

女性を見下している男性達への「女をなめるなよ」という、現代女性のメッセージとなっていました。


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