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【映画カレンダー】この記事では日付にちなんだ映画を紹介しています。
12月25日にちなんだ映画は、シリーズ第2弾。またしてもクリスマスに事件に巻き込まれてしまった主人公ジョン・マクレーンの物語『ダイ・ハード2』です。
映画『ダイ・ハード2』
| タイトル | ダイ・ハード2(Die Hard 2) |
| 監督 | レニー・ハーリン |
| 公開 | 1990年7月4日 |
| 製作国 | アメリカ |
| 時間 | 2時間4分 |
あらすじ
クリスマス・イブのワシントンD.C.――ダレス空港に非常事態が発生する。麻薬王の釈放を要求し、テロリスト集団が猛吹雪の中、航空管制塔を占拠した。大パニックに陥った空港内に“あの男”がいた!
(https://www.20thcenturystudios.jp/movies/diehard2)
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12月25日
1年前のクリスマス・イブ。
妻の会社「ナカトミ・コーポレーション」で事件に巻き込まれたジョン・マクレーン刑事。
あれから1年後のクリスマスの日。
空港に妻を迎えに行ったジョン・マクレーンは車をレッカー移動されてしまいます。
なんとか見逃してもらいたいジョン・マクレーンは警察官に「クリスマスだぞ」と言いますが、「サンタに新しい車を頼んでみな」と返され見逃してもらうことはできませんでした。
そんなついていないクリスマスの日。
彼は空港で怪しい男たちを見つけ、クリスマスに再び事件と遭遇することになるのです。
映画を盛り上げるためのフィクション
『ダイ・ハード2』で監督を務めたレニー・ハーリン監督は、1作目同様に2作目でも観客が満足するようにフィクションとして映画を盛り上げる小道具を物語の至る所に用意しています。
飛行機への電話
映画の冒頭ジョン・マクレーンは公衆電話から飛行機に乗っている妻に電話しますが、これは大きなフィクションです。
実際は地上から飛行機に電話することは不可能です。
ただレニー・ハーリン監督はこのフィクションを映画の冒頭で見せることで夫婦の絆を描いていて、『ダイ・ハード2』は単なるアクション映画ではなく夫婦の物語であるということを示しています。
機内への持ち込み荷物
『ダイ・ハード2』では機内にスタンガンを持ち込んでいましたが、実際はスタンガンを飛行機の中に持ち込むことは不可能です。
女性は普通にカバンの中からスタンガンを出していましたが、手荷物検査で止められるはずです。
実はスタンガンを機内に持ち込めないことはレニー・ハーリン監督は分かっていましたが、物語を面白くするための小道具としてスタンガンを使っていました。
映画の冒頭に登場するスタンガンは伏線になっていて、最後にちゃんと伏線は回収されています。
リアルを追求した1作目とは違ってアクション映画としてあくまで面白さを追求した『ダイ・ハード2』。
そのために監督は劇中で現実にはないものをたくさん見せてくれていますので、ぜひ映画を面白くするための演出にも注目しながら『ダイ・ハード2』を楽しんでみてください。

