ドラマ『大草原の小さな家』シーズン1第19話「救われた町」あらすじと感想


ネズミが運ぶノミで発症する発疹熱。その伝染病がウォルナット・グローブに蔓延してしまいます。ベイカー先生はチャールズと牧師の協力を得ながら治療に当たりますが、患者は増えるばかりでした。患者の中にはエドワーズもいたのです。

シーズン1第19話「救われた町」


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町に安いトウモロコシ粉が出回り、ハンソンやチャールズの小麦粉が売れない。

エドワーズまで安い粉を買う気でいる。そ

んな中、ローラが虫歯を抜きに診療所に行くと、ボールトンが息子の熱が下がらないと言って往診を頼みに来る。

ベイカーが家に行くと、間もなく彼の妻も倒れ、亡くなってしまった。ベイカーはある伝染病を疑う。

(出典:https://www4.nhk.or.jp/daisougen-bsp/)

トウモロコシの粉

今回のエピソードの発疹病の発端となってしまったトウモロコシの粉。

日本ではあまり使われることはないですが、アメリカではこのトウモロコシの粉を使って作るコーンブレッドという伝統的なパンがあります。
ウォルナット・グローブで安いトウモロコシの粉を買った人たちもみんなパンを作っていました。

小麦粉の代わりにトウモロコシの粉を使ってパンを作ります。
当時はまだ小麦粉は貴重なものでしたし、たくさん収穫できるものでもありませんでした。
そのためトウモロコシの粉を代用していたのです。

元々はアメリカに渡って来たヨーロッパの人たちが、作り始めたと言われています。その時も少ない小麦粉に代わりトウモロコシの粉が代用されました。

コーンブレッドは歴史のあるパンとして感謝祭などで作られるアメリカの伝統料理の1つなのです。

発疹熱

出典:IMDb

ウォルナット・グローブに広まってしまった発疹熱。
チャールズは娘達に「発疹熱って?」と聞かれると、「ネズミが運ぶノミによって感染する」と答えていました。

私が見た字幕では「発疹熱」となっていましたが、今回のエピソードタイトルは「Plague」となっていてこれは「ペスト」という意味です。
ウォルナット・グローブに広まったのはペストだったのです。

ペストは感染症の1つで、主にネズミについているノミが原因で人間に感染してしまいます。
かなりの高熱や全身に伴う痛みが出るようです。

感染者の血痰などに含まれる菌を吸い込んだりすると感染してしまいます。
だからきっと患者の世話をしていたベイカー先生・チャールズ・牧師さんは他の人と離れていたんです。

現代の医療ならば抗生物質で治りますが、もちろん当時はありません。
ベイカー先生にできることは、患者の熱を下げることだけだったのす。

薬のない当時は体力のない子供や高齢者から命が奪われてしまったことでしょう。
エドワーズが助かったのは、体力があったからかもしれません。

感染源であるネズミは駆除する必要があるので、チャールズ達はすぐに納屋を燃やしました。
そして最後は病院として使っていた教会を硫黄燻蒸していました。
これは菌の増殖を抑える効果があるようです。
教会は学校としても子供が集まるし、日曜日には人が集まります。

硫黄は殺菌効果があるので、硫黄を使って教会内を殺菌しました。
また硫黄は皮膚病にも良いとされているので、発疹に対して効果があったのかもしれません。

ただし、硫黄を使っているにでしばらく教会は、硫黄くさかったはずです。
日本人なら温泉の匂いと思えたかもしれませんが、ウォルナット・グローブの人たちはその匂いに驚いたかもしれません。