映画『トイ・ストーリー3』あらすじと内容 成長のために別れを決意したウッディとアンディ

前作から10年経って公開された『トイ・ストーリー3』。子供だったアンディも大学に通う年齢になっていました。10年経って成長したアンディのおもちゃへの想いとウッディ達のアンディへの想い。次のステップに旅立つそれぞれの想いに涙が止まりません。

目次

『トイ・ストーリー3』作品情報

タイトル トイ・ストーリー3(Toy Story 3)
監督 リー・アンクリッチ
公開 2010年7月10日
製作国 アメリカ
時間 1時間43分

Rotten Tomatoes

『トイ・ストーリー3』あらすじ


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17歳になったアンディは、大学に行くため部屋を空ける準備を始めていました。

ウッディやバズたちオモチャ仲間は、アンディとの別れの予感に戸惑うばかり。

そんなある日、ウッディたちは手違いで、なんと、保育園に寄付されてしまいます!

そこに暮らすたくさんのオモチャたちに歓迎されて喜ぶバズたちは、アンディの元へ帰ろうと訴えるウッディには耳を貸しません。

たったひとり脱出したウッディでしたが、仲間たちに危険が迫っていることを知り、救出に戻るのですが…。

たとえ助かったとしても、もう居場所のないウッディたち。

そんな彼らを待ち受けていた、“思いもよらぬ運命”とは?

(出典:https://www.disney.co.jp/studio/animation/1061.html)

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アンディを見守ってきたウッディ


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前作の『トイ・ストーリー2』でアンティークとしての名誉を捨てて、アンディの成長を見守ると聞けたウッディ。
彼はその約束どおり、きちんとアンディのそばで彼の成長を見届けてきました。

子供の頃から一緒にいたアンディも17歳になり、まもなく大学へ行くためにに引っ越していきます。
アンディがもう自分たちと遊ぶ年齢ではないと理解しながらも、ウッディはアンディと離れることができないのです。

他のおもちゃが「屋根裏部屋」か「ゴミ」のどちらになるのか恐怖を感じている時でも、ウッディだけは絶対にアンディが自分たちを捨てるわけないと思っていました。

もちろんアンディはおもちゃを捨てはしないのですが、用済みとなってしまったおもちゃとしては屋根裏部屋に行くことさえも辛いことです。

ウッディを特に大切にしていたアンディは大学にウッディを連れて行こうとします。
もちろんウッディはそれを喜びますが、アンディの成長を見てきたおもちゃとしてアンディと離れる決意をしたのです。

おもちゃとしての役割を知っているウッディ。
アンディが成長したからこそ、アンディの元を去るべきだとウッディは気がついたのです。
このままいつまでも自分と一緒だと、アンディは成長できなくなってしまいます。
おもちゃではなく、違う世界でアンディは成長する時期にきていたのです。

そのことに気がついたウッディは自らアンディの元を去ることを決めて、遠くからアンディの成長を応援することにしたのです。

切ないアンディとウッディの別れではありましたが、ウッディはおもちゃとしてこれからも行き続け、アンディはウッディと離れて大学と居場所でさらに成長していくはずです。

アンディのおもちゃへの想い


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17歳になり大学へ行くことになったアンディは、引越しの時期が迫ってきていました。
母親に荷物を整理するように言われ、「屋根裏部屋」行きか「ゴミ」か分けるように言われてしまいます。

仕方なく部屋を整理し始めるアンディでしたが、彼はおもちゃを迷わず「屋根裏部屋」行きにします。
さらにウッディは大学に連れて行こうとさえしていたのです。

おもちゃを捨てる選択肢がアンディには全くありませんでした。
それはアンディが彼らとともに過ごしてきた時間を大切にしていたからです。
そしてまた彼らと離れることをどこか寂しくも思っていたのです。

引っ越すことをそんなにアンディが楽しそうにしていなかったことからも、アンディの想いは感じ取れます。
だから特に大切な想いの詰まったウッディは大学に持って行こうとしていたのです。

ウッディがアンディと離れられないように、アンディもまたウッディと離れることができなかったのです。
おもちゃで遊ぶことがなくなったいまでもアンディにとって、彼らは大切な存在だったのです。

でもそんな大切なものとも別れなければいというのが、成長することでもあります。
いつまでも子供のままではいられられないのです。
アンディは大切なおもちゃを、ボニーという少女に託します。

「大切にしてくれるかい?」と聞きながら1つ1つ丁寧におもちゃをボニーに紹介するアンディの姿に、彼のおもちゃへの愛情が溢れていました。

そしてついにはウッディとの別れも決意します。
大人になるために、ウッディとの別れを決めたアンディ。
最後にもう一度だけ彼らと思いっきり遊んで、「ありがとう」と感謝を述べて去って行きました。

もちろんアンディのその想いはウッディ達全員に届いています。
1人の少年の成長を見届けたウッディ達は、おもちゃの使命としてあラタにボニーの成長を見届けることにしたのでした。

まとめ

10年ぶりに公開された『トイ・ストーリー3』は、大人になったアンディとの切ない別れが描かれた物語になっていました。

大人になるために必要な別れ。

それは成長するためには一度は経験しなければいけないことなのかもしれません。

離れたくない思いを断ち切って、お互いに別れを決意したウッディとアンディ。

それぞれが新たな場所で、また新しい人生を送り始めるのです。

でもきっといつまでも心の中には、お互いのことを忘れずに思い続けているはずです。

 

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