映画『スティング』あらすじと感想 詐欺師に騙されるな!真実にどこで気がつくか!


詐欺師のフッカーがギャングの男のお金を騙し取ってしまい、仲間が殺されてしまいます。仲間のために復讐しようとフッカーが頼ったのはFBIも追いかける大物詐欺師ヘンリーでした。そこからヘンリーとフッカーの見事な復讐劇が始まります。

『スティング』作品情報

タイトル スティング(The Sting)
監督 ジョージ・ロイ・ヒル
公開 1974年6月15日
製作国 アメリカ
時間 2時間09分

Rotten Tomatoes

『スティング』あらすじ


スティング [Blu-ray]

1936年。

シカゴの下町で、詐欺師の3人組が通り掛かりの男をヒッカケて金をだまし取る。

しかし彼らが手にしたその金は、いつもとは段違いの思わぬ金額だった。

悪い予感は的中。

その金は、ニューヨークの大物ロネガンの手下が、賭博の上がりをシカゴへ届ける為の金だったのだ。

怒った組織は、仲間の一人であるルーサーを殺害。

彼の復讐を誓ったフッカーは、助けを求めて、賭博師ゴンドルフを訪ねた。

最初は嫌がっていたものの、ロネガンの名を聞いて目を光らせるゴンドルフ。

2人は、ロネガン相手に一世一代の大バクチを企てるが……。

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11933)

計画通りの演出

出典:IMDb

殺された仲間の復讐のために、大物詐欺師のヘンリーを訪ねたフッカー。
2人はギャングのロネガンからお金を騙し取る計画を立てます。
仲間か事前にロネガンの情報を聞き出して、きちんと計画を練るヘンリー。
相手が大物だけにきちんと準備をします。

『スティングという映画自体もヘンリーの計画のように計画立てて進みます。

The Players・・・ヘンリーの仕掛ける詐欺に参加するメンバーが紹介されます
・フッカー
・ヘンリー
・ロネガン
・スナイダー(警察官)
・ヘンリーの仲間達
・ロネガンの仲間達

The Set-Up・・・フッカーとヘンリーの出会いと電信詐欺の決定

The Hooker・・・ヘンリーとフッカーがロネガンが計画に乗ってくるように仕掛ける

The Tale・・・フッカーがロネガンに競馬の電信賭博の作り話をする

The Wire・・・ロネガンを信用させるために偽の電信屋に会わせる

The Shut Out・・・お金を支払わなくてもいいようにレースに間に合わないようにする

The Sting・・・ロネガンに50万ドル賭けさせ、お金を騙し取る

詐欺師に騙されるな!

出典:IMDb

フッカーとヘンリーがロネガンを騙す物語を軸にしながら、ほかにも2つ話が展開します。
フッカーを殺そうとしている殺し屋のロレッタ。
ヘンリーを捕まえようとしているFBI。

ロネガンを騙す物語は観客に全ての手の内を見せながら話は進みますが、他の二つの物語は普通のサスペンスとして話が進みます。
観客はロレッタが誰なのか分かりません。
さらに警察に捕まってしまったフッカーはヘンリーを裏切ってしまいます。

3つの物語が同時進行で進むので、フッカーが殺されるのではないか、ヘンリーがFBIに捕まってしまうのではいかとドキドキしてしまいます。

この辺りから、何が真実でどれが芝居なのか?
観客も注意深く物語を見るようになるはずです。

ヘンリーは大物詐欺師です。
最初は酔っ払いで大物詐欺師の風格は全くありませんでしたが、天才的な詐欺師としてきっと色んな事を計画しているはずです。

どこまでが芝居でどこまでが本当のことなのか?
観客も詐欺師に騙されないように注意しながら映画を見ることが必要ですし、それがこの映画の楽しさも1つでもあるのです。

まとめ

ロバート・レッドフォードとポール・ミューマンという大物俳優の共演だけでもワクワクしてしまいますが、映画自体とても面白い内容になっていました。

詐欺師の物語だけに普通に見ていたら、観客もまんまと騙されてしまいます。

何が真実でどこが芝居なのか?

途中からきっと騙されないように色々と疑いながら映画を見ているはずです。

騙されずに映画を見ることができましたか?

最後の最後まで気をぬくことができない『スティング』でした。