なつが初めて担当する短編の原画。千遥のこともあり短編の案が浮かんでいなかったなつでしたが、久々に再会した夕見子のおかげでイメージが浮かびます。東京に戻ったなつは早速短編の仕事がスタートするのでした。
第15週「なつよ、ワクワクが止まらない」
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1148804079092752390
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天陽との決定的な別れを痛感したなつの帰省は、終わろうとしていた。
そんな中、北海道大学に通う夕見子が帰省してくる。
夕見子のハッキリとした物言いに富士子たちが振り回される姿を見て、なつはどこか懐かしさを感じる。
出社後、十勝でヒントを得た企画が正式に採用され、なつが初めて原画を務める漫画映画の制作が動き出す。
坂場の自分勝手な進め方に麻子や下山は反発するが、なぜかなつは彼の情熱に心を動かされていく。
一方、兄・咲太郎はテレビ時代の到来を見越して、洋画にアテレコする声優たちの会社を立ち上げようとしていた。
(出典:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/story/15/)
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ヘンゼルとグレーテル
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1148834274281480192
千遥のことがあり、初の動画を担当する短編の作品案をまだ決めていなかったなつ。
そんななつが読んでいたグリム童話を見た夕見子は、「ヘンゼルとグレーテル」こそなつが作る作品だと提案します。
夕見子はなつにヘンゼルとグレーテルのパンが、なつたち兄妹にとっての絵だと言います。
奥原三兄妹は3人ともえが上手でそれが家族の繋がりでもあったのです。
その絵が家に帰る道しるべだちと言われたなつは、東京に戻り短編の作品に「ヘンゼルとグレーテル」を推薦します。
「生きることを諦めない」子供達への応援としてなつは、「ヘンゼルとグレーテル」を作りたいと思ったのです。
なつの思いを聞き一久さんも賛成してくれます。
そして「困難と戦う子供の冒険物語」として、なつ達は「ヘンゼルとグレーテル」を作ることになったのでした。
新人アニメーター
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1148732375578419202
今週から新しく「なつぞら」のメンバーに加わったのが、新人アニメーターの神地航也です。
新人でありながら臆することなく意見する神地君。
みんな彼の存在に驚きますが、彼は自分の意見をきちんと伝えます。
なつの提案に「面白い」と言ったり「つまらない」ときちんと評価します。
もちろん新人ではありましたが、だんだんと彼の意見もみんな聞くようになりました。
さらに意見だけでなく神地君には、ちゃんと才能もあったのです。
絵を描くことだけでなく絵コンテも書いた彼は、絵と物語を一緒に作る才能がありました。
その才能を認められた神地君は一久さんの脚本と絵コンテづくりを手伝い、さらにマコさんやなつと一緒に原画も描くことになりました。
神地君が新たな風となり、なつ達の「ヘンゼルとグレーテル」は一気に進み始めたのでした。
夕見子、東京にやってくる
北海道大学に進学しなつと同時に十勝の家を出てから、なかなか出番のなかった夕見子がなんと東京にやってきました。
なつが北海道に帰省した時、夕見子も帰っていましたがその時「東京に連絡する」なんて言っていました。
しかし夕見子は連絡なしにやってきて、なつも驚いていました。
学生運動に参加するためとは言っていましたが、どうやらその裏には何かありそうです。
一緒に来た男の人がいるようですし、夕見子の行動にも目が離せません。
夕見子はいつもなつに的確なアドバイスをくれます。
夕見子が近くにいることはなつにとって頼もしいことですが、家族にも連絡せずにやって来た夕見子になつは少し不安を覚えたのでした。
それでも今週のラストでアニメーターの仲間や夕見子、雪次郎が仲良く踊るシーンは青春を感じました。
戦後復興して来た日本で、彼らは新しいことに挑戦しながら青春を感じていたはずです。
アニメーターや声優として、さらには女性の躍進に突き進む彼らを応援したくなるシーンでもありました。
来週はなつにも夕見子にもいろんなことが起こりそうです!