映画『007 消されたライセンス』あらすじと感想 2作品で終わりティモシー・ダルトンのボンド


前作から4代目ジェームズ・ボンドとなったティモシー・ダルトンでしたが、2作目となる『007 消されたライセンス』でジェームズ・ボンドを降板してしまいました。今回もハードボイルドなボンドですが、1人ではなく長年のパートナーとともに戦います。

『007 消されたライセンス』作品情報

タイトル 007 消されたライセンス(Licence to Kill)
監督 ジョン・グレン
公開 1989年9月9日
製作国 イギリス/アメリカ
時間 2時間13分

Rotten Tomatoes

『007 消されたライセンス』あらすじ


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ボンドとフェリックスが逮捕した麻薬王サンチェスは部下の手で脱走、フェリックスに瀕死の重傷を負わせ、彼の新妻を殺した。

友人の仇を討つためボンドは単身サンチェスへ近づいていく……。

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14189)


初めての個人的な任務

出典:IMDb

英国諜報員であるジェームズ・ボンド。
その任務はイギリスのためのものでしたが、今回初めてボンドが個人的なことで敵と戦います。

友人であるDEAの捜査官が麻薬王に襲われてしまいます。
しかも彼の妻は殺されてしまいました。

その復讐のために麻薬王サンチェスを追い続けるジェームズ・ボンド。
Mからは個人的なことで動くなと言われますが、ボンドは諜報員を辞めてでも復讐を果たそうとしていたのです。

結果007という殺しのライセンスを奪われることになってしまいます。

見かねたマネー・ペニーはQに連絡します。
休暇中だったQはボンドの様子を見るために、秘密兵器を持ってやってきたのでした。

Qのスパイグッズ

出典:IMDb

ボンドのために休暇を返上してボンドの元に向かったQ。
いつもボンドに文句ばかり言っていますが、ボンドに優しいQなのです。

しかもボンドのために旅行の必需品グッズを持ってきてくれていました。

・爆発する目覚まし時計
・プラスチック爆弾の歯磨き粉
・ピデオカメラ型プログラム銃
・ポラロイド型レーザー銃

とかなり高性能な道具を持ってきたくれました。

しかもQはボンドの計画に参加します。
ボンドが帰れというと悲しそうな顔を見せます。

ボンドに内緒で助けに向かったときは、ほうき型トランシーバーで連絡をしていました。

ボンドガール対決

出典:IMDb

今回の『007 消されたライセンス』ではボンドを巡って女性の戦いが見られます。
心理的な戦いですが、今まで1つの物語でボンドに関わった女性が顔を合わすことはなかったのですが、『007 消されたライセンス』では二人の女性が顔を合わせてしまいます。

ボンドガールは、CIAの捜査員のパメラです。
それに対して麻薬王サンチェスの彼女がルペです。

パメラを演じたのはキャリー・ローウェルで、ルペを演じたのはタリサ・ソトです。

CIAのパメラはボンドに好意を見せていましたが、積極的なのはルペで「彼のことを愛している」とさらっと言ってしまうほどです。
それを聞いたパメラは嫉妬して怒ってしまいますが、Qはそれをなだめていました。

最後のパーティーでもルペは積極的にボンドに迫りますが、ボンドはパメラを選びました。

まとめ

残念ながら2作品でボンドを降板してしまったティモシー・ダルトン。

ハードで渋いボンドを演じたティモシー・ダルトンの世界は、今までの歴代のボンドと違う寡黙で孤独なボンドを演じました。

そんなボンドをQやマネー・ぺニーがサポートする展開でした。

たった2作品で『007』を去ってしまうのは寂しいですが、一つの世界を作ったティモシー・ダルトンでした。