可愛いパディントンが私たちの前に戻ってきてくれました。ブラウン一家と仲良くくらすパディントンは100歳の誕生日を迎えるルーシーおばさんのために絵本を送ろうと考えます。そのために一生懸命働いていたパディントンでしたが、ある日絵本泥棒と間違えられて逮捕されてしまったのです。
『パディントン2』作品情報
タイトル | パディントン2(Paddington 2) |
監督 | ポール・キング |
公開 | 2018年1月19日 |
製作国 | イギリス |
時間 | 1時間43分 |
Rotten Tomatoes
『パディントン2』あらすじ
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ペルーの山奥からロンドンにやって来た礼儀正しいクマの“パディントン”。
ブラウン家に家族として迎えられた彼は、今では都会暮らしもすっかり板について、幸せな日々を送っていた。
ある日、彼は世界に1冊しかない飛び出す絵本をルーシーおばさんの誕生日プレゼントにしようと思い立ち、高価なその絵本を買うためにアルバイトを始めることに。
ところが、その絵本が何者かに盗まれてしまい、偶然居合わせたパディントンは犯人と間違われ逮捕されてしまう。
なんと絵本には宝の秘密が隠されていたのだった。
そして、それを盗んだのはブラウン家の向いに住む落ち目の俳優ブキャナンだった。
そんなこととはつゆ知らず、ブラウン家の人々はパディントンの無実を晴らすために奔走していた。
いっぽう刑務所送りとなってしまったパディントンは、恐ろしい囚人たちと思いがけない友情を築いていくのだったが…。
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=361373)
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みんなに愛されるパディントン
ブラウン一家とロンドンで暮らしているパディントン。
みんなパディントンとの生活にもなれ、パディントンもロンドンの暮らしを気に入っていました。
パディントンはブラウン一家だけに愛されているだけではありません。
街中のみんなから愛されていました。
毎日「おはよう」とみんなに挨拶するパディントンと町中の人の会話は、みんなの日課にもなっていました。
鍵を忘れる人に教えてあげたり、勉強している人と応援したり、パディントンは誰にでも優しく接していたのでした。
だからもちろん町中の人もパディントンのことが大好きです。
たった1人を除いては。。。。
それは前作でも登場したブラウン一家の隣にすむカリーでした。
彼はパディントンは凶暴だと言って街から追い出そうとしていたのでした。
パディントンとルーシーおばさん
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パディントンは100歳の誕生日を迎えるルーシーおばさんに誕生日プレゼントを送ろうとしています。
自分を大切に育ててくれたおばさんへの感謝の気持ちでした。
パディントンとルーシーおばんさんの出会いは、くまの暦で数年前のことです。
ルーシーおばんさんとパストゥーゾおじさんは橋の上で、ロンドンに行くことを話していました。
憧れのロンドンにやっと行ける喜びを感じていたルーシー叔母さんでしたが、川で子熊が流されているのを見つけます。
その子熊を体を張って助けたのがルーシーおばんさんでした。
これがルーシーおばさんとパディントンとの出会いです。
ルーシーおばさんがロンドンに行くことを諦めて、パディントンを育ててくれたのでした。
だからパディントンはルーシーおばさんにロンドンを見せてあげたいと考えていました。
その想いとぴったりだったのが「飛び出る絵本」です。
この絵本でルーシーおばさんにロンドンを見せてあげようと考えたのです。
「偏見」を持たないパディントン
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前作の『パディントン』のテーマは移民に対する問題でしたが、今作は「偏見」がテーマとなっていました。
パディントンを追い出そうとするカリーにヘンリーは声をあげます。
「クマだということで偏見を持っている」と。
さらに「パディントンは誰にでもいい部分を見つける。だから誰とでも友達になれる」と言いました。
まさしくその通りです。
パディントンはロンドンに来たときから、みんなに声をかけ挨拶しみんなと仲良くしようとしていました。
見た目で判断せずに、全てのに人に声をかけているのです。
それがパディントンなのです。
そして街の人もそうです。
姿・形の違うパディントンを受け入れて幸せに暮らしているのです。
ダイバーシティが叫ばれる現代では、国も肌の色も違ういろんな人が暮らしています。
見た目の違いにとらわれずに、相手を受け入れることの大切さを、『パディントン2』のパディントンやパディントンの友人たちから学ぶことができます。
相手を受け入れ協力するという、パッディントンとその周りの人たちの美しい物語でもあったのです。
まとめ
『パディントン』シリーズは現代の私たちが抱える問題を、パディントンの目を通して描いている作品です。
『パディントン2』では見た目の判断や偏見について描かれていました。
パディントンは誰にでも同じように接することで、みんなから愛される存在になっていたのです。
そしてそんなパディントンが困れば、みんなが助けてくれるのでした。