映画『ベン・イズ・バック』あらすじと感想 見捨てない思いそれしか立ち直る道はない

薬物依存症の息子がクリスマスイブに家に戻ってきた。しかしそれは予期せぬ帰省でした。母親は暖かく息子を迎え入れますが、息子や家族に待っていた現実は厳しいものでした。一度道を踏み外すと元には戻れない恐怖。それでも家族は見捨てすことはできないのです。

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映画『ベン・イズ・バック』5月24日(金)公開 『ベン・イズ・バック』5月24日(金)公開https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=017023息子を全力で守ろうとする母の決して諦めない愛と、家族...
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『ベン・イズ・バック』作品情報

タイトル ベン・イズ・バック(Ben Is Back)
監督 ピーター・ヘッジズ
公開 2019年5月24日
製作国 アメリカ
時間 1時間43分

Rotten Tomatoes

『ベン・イズ・バック』作品情報

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クリスマスイブの朝、薬物依存症の治療施設で暮らす19歳のベンが突然自宅に帰り、家族を驚かせる。

母ホリーが久々の再会に喜ぶ一方、妹アイビーと継父ニールは、ベンが何か問題を起こすのではないかと不安を抱く。

両親はベンに1日だけ家で過ごすことを認めるが、その晩、一家が教会から帰宅すると、家の中が荒らされ愛犬が消えていた。

昔の仲間の仕業だと確信したベンは愛犬を取り戻しに向かい、後を追ったホリーは息子の人生を食い荒らす恐ろしい事実を知る。

息子を全力で守ることを決意するホリーだったが、ベンはホリーの前から姿を消してしまい……。

(出典:https://eiga.com/movie/90703/)

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待っていたのは想像を絶する世界

薬物依存症のベン。
彼はクリスマスイブの日に実家に戻ることを決めます。
支援者からは「早い」と言われますが、戻ってきたベン。
彼自身も大丈夫だと思っていましたが、そこには想像を絶する世界が待っていたのでした。

家族に「順調にっているから大丈夫」と言うベンでしたが、誘惑はいたるところに待っていました。
屋根裏部屋で見つけた昔の薬物。
安心できるはずの家でさえ誘惑があったのです。

母は24時間彼を監視することを決めますが、それでも誘惑との戦いに負けそうになる自分がいたのです。

母の愛を知り家族の思いを知ったベンは何とか気持ちを奮い立たせますが、待っていたのは残酷な現実だったのです。

家族が支え自分自身も清くいようと思っていても、周りがそれを許してくれないのです。
戻ってきたベンを彼の昔の仲間は容赦なく待っていたのです。

家族のために一人昔の仲間の元へ向かったベン。
必死に息子を探す母親。
母親は息子の置かれた環境を知り、絶句するのです。

ベンが一度踏み入れた世界は途方もない世界で、そして簡単には抜け出せない世界だったのです。

若者が陥る鎮痛剤

ベンが薬物依存症になったきっかけは、医者からもらった鎮痛剤だったのでした。
中毒性はないからと言って医者が処方した鎮痛剤。
ベンはそこから薬物にはまっていってしまったのでした。

さらに薬局でも鎮痛剤が売られていて、若者でも簡単に購入することができます。

これが薬物中毒の現実でした。
鎮痛剤から始まった薬物が、どんどんエスカレートしてしまうのです。

そしてやばい世界に足を踏み入れると、もう抜け出せないのです。
ベンはディラーとして薬物を売ることもしていました。
そして友人の女の子はそれによって亡くなってしまったのです。

自分が更生しようとしても、社会に戻るとベンには厳しい世界しかなかったのです。
支援者が「まだ早い」と言ったのもそういう意味も含まれていたのかもしれません。

更生の道は母親の愛

何度息子が同じ過ちを犯しても母親は息子を信じます。
息子が立ち直ることを待っているのです。

息子に「俺を信じるな」と言われても、母は息子を信じるしかないのです。
それは息子を愛しているからであって、母親だからです。
家族すら見捨ててしまうと、もうベンには誰もいないのです。

ベンもまたどうにもならない世界で母しかすがる場所がなかったのです。

自分ではどうしようもない世界にいることを知ったベン。
抜け出したくてもどうにもならない現実を突きつけられてしまいます。
彼が安らげる場所はこの世にはないのです。

それでも母は息子を助けます。
息子をこの世界に戻ってこさせるのです。
それが母の役目だから。

どんなことがあっても見捨てない母親。
それしかベンを更生させる道はないのです。

見捨てない社会

薬物に陥ってしまった息子を見捨てない母親。
そして妹。
妹は兄に厳しい態度を取りますが、それは兄への愛からです。

一度薬物に手を染めると社会に戻ってもなかなか居場所がないのが事実です。
周囲にとってみれば関わらないでいることが1番楽なのです。
社会に見捨てられてしまう薬物依存患者たち。
しかしそれでは彼らは2度と立ち直ることができないのです。

彼らが立ち直る道はたった1つ。
見捨てない人たち、見捨てない社会が必要なのです。

まとめ

日本でも最近薬物事件が多発しています。

『ベン・イズ・バック』ではニュースで報道されることのない実態が描かれています。

本当に恐ろしい薬物依存の世界。

手を出さないことが1番ですが、手を出してしまった人たちをどうやって受け入れていくのか。

どうやって更生させるのか。

本人の意志だけでなく、周囲のサポートがとても大切なのです。

 

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