映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』あらすじと解説 本当ははめられた男バリー


実在した人物バリー・シール。天才パイロットだった男に目をつけたのはCIAとコロンビアの麻薬王でした。野心家のバリーは相反する二つの組織の仕事を引き受け大金持ちになっていきますが、次第に身動きが取れなくなっていったのでした。

 

『バリー・シール/アメリカをはめた男』作品情報

タイトル バリー・シール/アメリカをはめた男(American Made)
監督 ダグ・リーマン
公開 2017年10月21日
製作国 アメリカ
時間 1時間55分

Rotten Tomatoes

『バリー・シール/アメリカをはめた男』作品情報


バリー・シール アメリカをはめた男 [Blu-ray]

Film © 2017 Universal Studios. All Rights Reserved. Artwork

実在した男バリー・シール

出典:IMDb

1970年代後半トランス・ワールド航空(TWA)でパイロットをしていたバリー・シール。
彼は天才パイロットとしてその操縦の腕前は有名でもありました。
バリーはお金儲けのためにキューバ産の禁制品をキューバ亡命者に密輸していました。

そのバリーに目をつけたのがCIAでした。
ソ連と冷戦中の当時、ソ連の後押しする共産主義国の上を飛行機で飛び写真撮影をする仕事でした。
TWAのパイロットの仕事に嫌気を感じたバリーはあっさり仕事をやめて、CIAの仕事を引き受けました。

バリーに目をつけたのはCIAだけではありません。
コロンビアの犯罪組織メデジン・カルテルでした。
彼のパイロットの腕前をかい、彼に麻薬の密輸をお願いしたのでした。
お金が欲しかったバリーはその仕事を引き受けてしまいます。

こうしてバリーは2つの組織で働くことになったのです。
何も考えずに仕事を引き受けたバリーは、あっさりとコロンビアで捕まってしまいます。
それを助けたのがCIAでした。

バリーはアーカンソー州のミーナという小さな町に家族を連れて引っ越します。
ここでCIAの仕事を続けたバリー。
今度はソ連製の武器をニカラグアに運ぶという仕事でした。

ニカラグアでは反米思想が強まっていました。
そのためニカラグアの反政府組織のコントラに武器を渡し政権を倒そうとしていたのです

しかしその銃を欲しがっていたのは本当はメデジン・カルテルでした。
バリーはCIAの銃をコロンビアに運び、コロンビアから麻薬をコントラに運びます。
さらに麻薬をパナマで落とし、ルイジアナにも運びます。
バリーは運び屋としてどんどんお金持ちになっていきます。

ミーナに形だけの会社を作り、銀行に預けられなくなったお金は土に埋めるほどです。
さらに部下も雇い、どんどんビジネスを広げていきました。
何も考えず引き受けた仕事で、バリーはとんでもないくらいの富を得ることになったのでした。

本当ははめられた男バリー・シール

出典:IMDb

大金持ちになっていくバリーでしたが、麻薬取締局に目をつけられ捜査の手が迫ってきていました。
バリーが危なくなるとCIAは簡単にバリーのことを見捨ててしまいます。
バリーに関する資料を拗ねて焼いてしまい関係がなかったことにしたのです。

DEAやFBIさらにATFから逮捕されたバリーでしたが、なんと無罪になり釈放されてしまいました。
それはアメリカ政府がバリーを助けたのです。
次のバリーの雇い主はホワイトハウスです。
彼は刑務所に入らない代わりに、囮捜査としてメデジン・カルテルを裏切ることになったのです。

アメリカ政府の仕事を引き受けたバリー。
バリーのおかげで麻薬取引の証拠写真が取れます。
アメリカ政府はニカラグア政府が麻薬組織と取引があることを証明することができました。

しかしその際証拠写真としてメデジン・カルテルとバリーが一緒に写っている写真が公開されてしまったのです

写真公開によりバリーはメデジン・カルテルから追われることになってしまったのでした。

アメリカのために働いていたのに、CIAとアメリカ政府に裏切られたバリー。
バリーは本当はアメリカにはめられた男だったのです。

まとめ

実話を元にした映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』。

よくを出した男が政府に使われ、裏切られる物語となっていました。

音楽とともにテンポよく作られている映画は、トム・クルーズのアクションはありませんがお調子者のトムを見ることができます。

いつもと違うトム・クルーズを感じることができる作品です。

 

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