ミュータントを排除しようとする運動が広まる中、なんとかそれを食い止めるためにX-MENとマグニートが手を組みます。しかしマグニートの本当の考えは。。。さらにウルヴァリンの過去もわかって来ます。
『X-MEN2』作品情報
タイトル | X-MEN2(X2) |
監督 | ブライアン・シンガー |
公開 | 2003年5月3日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間14分 |
Rotten Tomatoes
『X-MEN2』あらすじ
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人類とミュータントの共存を望むプロフェッサーXによって、悪のミュータントから人類を守るべく組織されたX-MEN。
マグニートーによる人類抹殺計画を未然に防ぎ、彼を囚われの身とすることに成功し、無意味な争いも集結するかに見えた。
しかし、人類にとっては彼らもまた同じミュータントでしかない。
超人的な能力を持っている彼らも、その心は普通の人間と何ら変わりなく、自分たちに向けられる嫌悪や弾圧に苦悩していた……。
そしてさらに彼らの孤独な戦いは、凄まじい能力を持つ謎の襲撃者の出現によって更に混迷の度合いを深めていく。
能力者同士の衝突は、一般市民をも巻き込んだ惨劇となり、ミュータント登録法案を求める政治運動や、世論を一気に呼び起こした。
新たな運動の先頭に立ったのは、元陸軍司令官で、ミュータントへの生体実験を噂されている大富豪、ストライカーであった。
その裏に隠されたストライカーの真の目的とは?
そしてミュータント壊滅計画にさらされたX-MENの運命は?
そして、謎に包まれたウルヴァリンの生い立ちが明らかになる!
(出典:http://movies.foxjapan.com/xmen_series/x-men2/about03.html)
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新たなミュータント
『X-MEN2』から新たなに加わったミュータント。
アイスマン
能力:物を凍らせることができる
前作『X-メン』にも登場していたアイスマンことボビー。
今作ではローグと恋人関係になっていました。
実家に戻ると母親から「普通の人間になれないの?」と言われるなど明らかな差別を受けてしまいます。
しかも弟から警察に通報されるなど、家族のミュータント差別を感じます。
彼は家族と離れミュータントとして生きることを選びました。
パイロ
能力:炎を操ることができる
ボビーやローグと同じく「恵まれし子らの学園」の生徒。
ボビーの家に行った時に人間のミュータントへの差別を目の当たりにします。
それ以来人間へ怒りを感じるようになっていました。
マグニートたちと出会い、彼はプロフェッサー達の元を離れマグニート達の仲間になることを選びました。
ナイト・クローラー
能力:テレポート
ストライカーに操られて大統領を襲いますが、ストームとジーンに助けられてからはX-MENに協力します。
度々能力を使って彼らを助けます。
どこにでもテレポートできますが、見たことない場所にテレポートすることを嫌っています。
ウルヴァリンの過去
ミュータントを一掃してしまおうと考えていたストラスイカー。
彼はマグニートに近づき、「恵まれし子らの学園」のことやセレブロのことを聴き出します。
自分自身でセレブロを作り出したストライカーは、セレブロを使ってミュータントを全て消し去ってしまおうと考えていました。
なぜ彼がここまでミュータントを憎むのか?
それは自分の息子がミュータントだったからでした。
さらにこのストライカーがウルヴァリンの過去に関係していたのでした。
アダマンチウムを使ってウルヴァリンの体を実験していたのは、ストライカーだったのです。
彼の研究施設に行き過去を思い出したウルヴァリン。
この施設でウルヴァリンはストライカーの元人体実験を受け、アダマンチウムを骨格全体に移植されてしまったのでした。
ストライカーと退治したウルヴァリン。
ストライカーから「自ら実験に参加したお前はアニマルだ」と言われてしまいます。
なぜウルヴァリンがストライカーの実験に参加したかはまだ謎のママですが、彼がウルヴァリンの体を変えてしまった人物だったのは確かでした。
まとめ
ミュータントを憎む人間をリアルに描いていた『X-MEN2』。
家族でさえも自分の子供がミュータントと知ってしまうと、子供達を差別の目で見てしまいます。
物語の中ではミュータントとして表されていますが、これは何にでも置き換えられる差別です。
前作の『X-メン』でもミュータントはメタファーとして描かれていましたが、もちろん今作でも同じで今作の方がよりリアルに描かれていました。