名優ロバート・デニーロとアル・パチーノの共演で話題を呼んだ『ヒート』。二人の初共演となる『ヒート』は男らしさと哀愁が漂う作品になっていて、二人の戦いは緊張感溢れるシーンになっていました。
『ヒート』作品情報
タイトル | ヒート(Heat) |
監督 | マイケル・マン |
公開 | 1996年5月25日 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 2時間50分 |
Rotten Tomatoes
『ヒート』あらすじ
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犯罪のプロフェッショナル、ニール・マッコーリーは、クリス、チェリト等と現金輸送車を襲い有価証券を奪う。
捜査にあたるロス市警のヴィンセント・ハナは、少ない手掛かりから次第にマッコーリー達へ近づいていく。
マッコーリーは本屋の店員イーディと出逢い、次の銀行強盗を最後に堅気の暮らしに入ろうと決意していた。
やがて決行の時、タレ込みを受け現場に駆けつけたハナ達と、マッコーリー一味は、壮絶な銃撃戦を繰り広げるのだった……。
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=28698)
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ロバート・デニーロとアル・パチーノの共演
ロバート・デニーロとアル・パチーノが共演した『ヒート』。
二人の共演はこの作品が初めてとなります。
名優と呼ばれる二人の共演というだけでもワクワクしてしまう作品ですが、二人が醸し出す哀愁はすごいものがありました。
男臭さを演じたらトップクラスの二人。
彼らが犯罪者と刑事として戦うのです。
どちらもその道のプロで、腕は素晴らしいものを持っています。
そして二人とも自分の仕事にプライドを持っているのでした。
デニーロ演じる犯罪者のニールは「絶対に刑務所に戻ることはない」と宣言します。
またパチーノ演じる刑事のヴィンセントは必ず捕まえると誓います。
そんな相反する立場にあるニールとヴィンセント。
二人がレストランで話をするだけで緊張感が走ります。
多くを語らない二人でしたが、そこにはお互いの意地のぶつかりを見ることができました。
そしてラストの二人だけの戦い。
逃げるニールと追いかけるヴィンセント。
どっちが勝つのか分からない戦いは手に汗握ります。
さらにどちらにも勝って欲しい様な気持ちさえ感じてしまいます。
結果は、、、、
ニールはヴィンセントに撃たれて倒れてしまうのですが、そこにもプロの男同士としての絆が描かれていました。
豪華俳優陣が登場
ロバート・デニーロとアル・パチーノの共演が注目されてしまう『ヒート』ですが、実はこのs作品には他にも豪華俳優が登場しています。
デニーロ演じるニールを助ける男ネイトを演じたのはジョン・ヴォイト。
パチーノ演じるヴィンセントの義理の娘には、ナタリー・ポートマン。
ニールの仲間はダニー・トレホ、ヴォル・キルマー、トム、サイズモア。
ニールに債券を盗まれた男ヴァン・ザントにはウィリアム・フィクナー。
映画好きなら知っている俳優、映画好きでなくても1度は聞いたことある名前、観たことある顔が登場しています。
まだ若いナタリー・ポートマンやダニー・トレホを見れるのも楽しみの1つです。
今では考えられないほどの豪華俳優が共演しているのも『ヒート』のすごさでもあります。
まとめ
デニーロとパチーノが共演した『ヒート』。
男同士のプライドをかけた作品になっています。
激しい銃撃戦の迫力のすごさ、デニーロとパチーノの男の戦いの緊迫さなど、息つく暇がありません。
2時間50分という長丁場の作品ですが、あっという間に時間が立ってしまうほど、世界観に引き込まれてしまうはずです。