映画『チェンジリング』あらすじと解説 警察の腐敗を暴いた1人の女性の実話


クリント・イーストウッドが監督を務め、アンジェリーナ・ジョリーが主演した映画『チェンジリング』。1928年に本当に起こった少年の行方不明事件を扱い、1人の女性と牧師が警察の腐敗を暴きました。

『チェンジリング』作品情報

タイトル チェンジリング(Changeling)
監督 クリント・イーストウッド
公開 2009年2月20日
製作国 アメリカ
時間 2時間21分

Rotten Tomatoes

『チェンジリング』あらすじ


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ロサンゼルスの郊外で、9歳の息子ウォルターと幸せな毎日を送るシングル・マザーのクリスティン。

だが、ある日突然ウォルターが失踪。

そして5ヵ月後。

警察から息子が発見されたとの朗報を聞き、クリスティンは念願の再会を果たす。だが、彼女の前に現れたのは…。

(出典:https://www.videopass.jp/videos/132776)

クリント・イーストウッドのこだわり

出典:IMDb

『チェンジリング』の監督を務めたのはクリント・イーストウッド。
脚本家が市役所にあった公聴会の資料の中から見つけたクリスティン・コリンズの証言。
その証言内容に驚き、それを物語にしました。

イーストウッドは最初フィクションなのかと思ったほど、衝撃的な物語に心うたれました。
そしてメガホンを取ったイーストウッド。

自分が受けた衝撃を映画の中に残すためにリアルを追求します。
そのためイーストウッドはリハーサルを行わずに、撮影に望みました。

リハーサルをやって何度もテイクを重ねてしまうと、リアルさが失われていくと彼は考え、ワンテイクで撮影を続けました。

それだけ『チェンジリング』にはイーストウッドがこだわったリアルさが込めれれています。
嘘のような本当の話。
あってはいけないことが1928年に起こっていたのです。

その衝撃的な事実がイーストウッドの演出で、より恐ろしくリアルに伝わってくる物語になっています。

アンジェリーナ・ジョリーの熱演

出典:IMDb

『チェンジリング』の脚本を読む前は女優を休業しようと考えていた、アンジェリーナ・ジョリー。

しかしあまりにも強烈な脚本を読んで主人公のクリスティン・コリンズを演じるととを決めました。
衝撃的な内容にアンジェリーナ・ジョリーも驚き、すぐにこの物語の虜になってしまいました。

この作品でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたアンジェリーナ・ジョリーの白熱の演技を見ることができます。

アクションスターのイメージが強かった彼女が、演技派女優として評価された作品でもあります。

権力に屈せず戦い続けた女性クリスティン。
その生き方に感動したアンジェリーナ・ジョリーが強い女性を演じています。

1人の女性の行動が市民の気持ちを動かし、腐敗した警察を倒しました。
どんなに苦境に追いやられても彼女は自分の信念を曲げませんでした。
愛する息子のために戦い続け、真実を求めました。

また真実がわかった後も子供を探し続けたクリスティン。
そんな強い女性像にアンジェリーナ・ジョリーが共感し、全身全霊でこの役に挑みました。

まとめ

1928年に実際に起こった事件を描いた『チェンジリング』。

まさかというような驚愕の事実が描かれています。

権力に屈せず立ち向かった女性。

実話は悲しい結末でしたが、警察と戦った女性の姿には感動させられます。

強い女性の姿に心奪われるはずです。